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ランプ」物語の現在状況。第十三章(少しネタバレ)

 「ランプ」はまだ第十三章。修行編が一段落し、集結編と題して、ジェミル一派との決戦へと物語が向かって行きます。

 物語のハイライト
 コエンに百戦百敗してしまったジョイス。それでも「もう一度!」と食い下がります。そんなジョイスを見て、コエンはあきれ果てるのですが、何を言っても諦めないジョイスに、ついにコエンの方が負けを認めました。
 実はシンシアとヤーニンの記憶を消す術などは存在せず、タマモはただジョイスに二人の事を諦めさせようとしていたようです。しかし、結果はコエンの負け。
 ジョイスがここまで二人の事を諦めない理由が気になったコエン。ジョイスに過去の話を聞かせてもらいます。
 ジョイス達は三人とも連合国に拠点を置くテロ組織と化した宗教団体の戦闘員でした。逃げ出す際、三人は出会い、そこからずっと一緒に。いくつもの死線を越え、世界で味方はお互い三人だけ……。ヒビカに助けられるまでずっとそうでした。ただ、ジョイスに言わせると、二人が大事なのは本当は簡単な理由で、「家族だから」。
 ジョイス、シンシア、ヤーニンの修行が終わり、タマモの元へと向かいます。タマモは自分の考えた『完璧な段取り』が崩され、激昂してコエンを叱りつけます。
 そして、秋大寺のギョウブから借りてきた『銀眼茶釜』によって『銀眼』を作ります。これはお互いの視界を片方の目で共有できるというすぐれもの!

 一方、秋大寺では、カンザとイヨが向かい合っていました。イヨは連日カンザの事を問い詰めているようですが、カンザは一向に自分が嘘をついていたとは認めません。いつもと同じようにぶち切れたイヨがカンザを追いかけ回していたのですが……そこに片目のキンが現れ、イヨとカンザ、そしてザハにギョウブの元へ向かうよう指示します。
 イヨとカンザの追いかけっこを見ていた、ジョウ、リズ、ザハ、パンク。ジョウは、イヨとカンザの事をパンクと話すリズを隠れスケベ扱い。口を開けばリズの悪口ばかりです。
 リズは一人で治療中のマナの元へ。マナは依然として意識がありません。マナのそばにいたコッパと二人で話します。
 コッパは、ジョウにキツくあたられるリズを心配しますが、リズは「平気だよ」と返しました。二人の仲は治るのでしょうか……?

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