ひとり、ヒトリ、独人。(全1話)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054934503322 昔から一人で居ることが多く、頭の中で暇潰しのように空想紛いのことを考えることが多々ありました。
とある部屋の一室。いつもはみんながいる場所。けれど今はそこに一人。時間はお昼過ぎ。耳を澄ませると外から物音。何をしているかは分からないけれど、それは自分をさらに一人だと強調する。
この作品では、自分が一人でいるときの感覚と体験を限りなく再現して文字にしてみました。どうしても部屋の中で一人だと鬱々としがちですが、そんなときはふらっと外に散歩にいったりするとすっかり忘れてしまうような、自分の心が実はあっけないものだったりします。
この物語を書いてみて一人とは、限りなくカオスに近いのかなとも思いました。
皆さんが一人の時は、どんな心の色をしているのでしょうか。