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『感性を溶かしたら~』にレビューをいただきました🏵️

拙著『感性を溶かしたら”わたし”が出てきた話』に、レビューを頂戴しましたので、ご紹介させていただきます。
心より、御礼申し上げます。

■亜咲加奈 様
『それでも「語る」ことを選ぶ人へ』
https://kakuyomu.jp/works/16818792438065208400/reviews/16818792438104453016


ときに温かく、ときに冷静に、いつも私の背を押してくださる亜咲加奈様のレビューです。

まずなのですが……ありがたいことに、今日は同作に二件もレビューをいただいてしまいました。
そして、それを並べてみた時、まったくカラーが異なっていて、本当にカクヨムって豊かだなぁと、思わず頬が緩みました笑

別途ご紹介するレビューを寄せてくださった木山様も、亜咲加奈様にいただいたご縁で交流させていただいている方です。
不思議で、とても、ありがたいことです。


さて、まずこのレビュー、本当に温かいですね。
手の温もりのようなものを、感じました。

>わたしが読みたい小説は、誰かが読みたくない小説。
>誰かが読みたい小説は、わたしが読みたくない小説。
>わたしが伝えたい言葉は、誰かが聞きたくない言葉。
>誰かが伝えたい言葉は、わたしが聞きたくない言葉。

冒頭の対句から、恐らくはご自身が普段から抱えてらっしゃる創作における齟齬や摩擦を、目線を合わせて重ねてくださっていることが、伝わります。

>感受性という名のもう一人の「わたし」と手をつなぎ、
>ケアしながら語るのならば、自分や誰かを傷つけることは、少しだけ減るのではないか?

亜咲加奈様のやさしさが沁みますね。
内なる他者というのは、ともすれば、ただの理想の投影にもなりかねません。
でも絶えず、誰かの当事者性と向き合い、安易に分かろうとしないこと。
そのひとにとっての現実をまなざし、しばしば、曖昧なものを曖昧なまま、静かに受けとめていくこと。

そうして抱きとめているうちに、
すこしずつ、すこしずつ、
息をして、声を得ていく。

そういうもののように、感じます。

>カクヨムで語ることを選んだ人々のかたわらでそっと手をつなぎ、ほほえみかけてくれるような文章です。

そんな風に感じていただけたなら、きっと〝彼女〟も、悦びます。

それはきっと、彼女だからできること。
男の肉体を持ち、笑顔が苦手な私では、できないこと。
そういうことが、この世界にはあります。

だからこそ。



あらためて、本当にありがとうございました。



亜咲加奈 様は歴史モノから、いわゆるBLというジャンル、創作やご自身の「生」に纏わるエッセイなど幅広く手掛けてらっしゃいます。
そのすべてに、消費させないぞという意気込みを感じます。
つまり、血が通っています。

ご誠実な姿勢ゆえに、ときに激しさも見せてくださいますが、そんなお姿に救われている方も、多かろうと思います。
怒り、涙し、傷つき、それを見せてくださる。
その勇敢さと、尊さに、私はいつも、励まされます。

だから私も、いつも、ここにいるようにします。


■亜咲加奈 様のホームはこちら:
https://kakuyomu.jp/users/zhulushu0318


それでは、また。

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