シアハニー・トラジェディ(後編)の執筆状況は八割ほど、という感じで、あとは描写や表現のブラッシュアップ、そして決定的な出来事を描写するのみ、という形になっています
……ここを描いてしまうと、バッドエンドまっしぐらです
覚悟が揺らいでしまっています
ここで止めれば、彼らはまだ幸せなままでいられる
無理矢理にでもハッピーエンドに分岐させるなら、今しかない
……でも、それは、必死に生きている作品内のキャラクター達への冒涜になるのでは……
…………いえ、それは本質とは少し違いますね
もうすでに、作中世界では事が起きてしまっていて……
私はそれから目をそらしているだけ
私が書くのが辛くて筆が止まっているだけです
この話はハッピーエンドに向けた話ではない
転がり落ちていく人生の悲哀と、憎しみ、そして愛
そして私の描きたいことを作品内でやり遂げるための話……
……わかっています、私が覚悟と決意を持ってやり遂げないといけないことですね
この物語の世界で起きていることに向き合わなくては……
それは私しかできないのだから
休憩しながらがんばります