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シアハニー・ランデヴについて

この話はバッドエンドです(※今更ながら注意事項)

今回の話は敢えて詳細を定めずに、ある程度の方針をふんわり設定してから細かいところは書きながら詰めています

実際に書いてみると考えていたより柔らかくなったり
執念が滲んでいるなと言う感じの文章が書けたり……
物語を書くのって、不思議で面白いものですね


今回の話のテーマは色々あるのですが
主人公デュランの名前の由来が一番話題としてふさわしいかなと思うので書きます

彼の名前の由来はカレンデュラ(キンセンカ)という花から来ています

花言葉は「慈愛」「静かな思い」「別れの悲しみ」「失望」
もしくは、『絶望』『悲嘆』『寂しさに耐える』『初恋』と紹介しているところもあります

この花言葉のベースとなったと思われるギリシャ神話についても少し調べてみたのですが……、諸説あるようで、これが絶対に正しいという情報を見つけることはできませんでした

登場人物や名前にもブレがあるので、どう紹介したら良いか悩みますが

登場人物が太陽神への叶わぬ恋を抱き
太陽神を見つめ続けてやがて花に変じた
それがカレンデュラ(キンセンカ)である……

というエピソードは概ね共通しているみたいですね

あくまで神話は神話であり、全く同じ展開にはなりませんが
迷ったらこの原点に立ち返りイメージを固めて頑張ろうと思います

デュランの母親とデュランのイメージは黒猫から取っています
毛並みの良い長毛種の黒猫、夜の月のような綺麗な瞳

不吉の象徴とも幸運の象徴とも呼ばれる黒猫……

脳内イメージを混ぜて混ぜて混ぜて、どんどん煮詰まってきています


それで、この近況ノートを書いた理由なのですが
次の話(副題 Bottom of the HELL)が、作中で最も凄惨な描写になります

ある人物(※主人公やヒロインではない)を、死なせたほうが楽だったと思うような生き地獄の目に遭わせます

この物語が始まった原因であり、元凶とも言える人物が、報いを受ける形になるのでしょうか……

何度も改稿を重ねているうちに客観的視点を失ってきてしまい、どこまでやっていいのかわからなくなってきて……

かなり凄惨な描写になっているようにも、思ったよりマイルドになったようにも思います

多分BANされるレベルではないけれど……どうだろう……
だめだったら運営様から何か来るでしょう
(来て欲しくはないですが)

メールなど見落とさないようにします
あと、バックアップも忘れずにしておかなきゃ……

思ったより直接的にはならなかった……と思いたいのですが、とにかく、文字列から感じる皮肉や悪意がすごい気がします

全く爽やかな読み心地ではない……
少なくとも誰も幸せではありませんね

因果応報、ざまあ、それに当たる展開なのかもしれませんが
それで誰かが幸せになるわけではないです

客観視してくれる誰かがほしいような、こんな悪意マシマシの話を読ませるのも申し訳ないような
とにかくクールダウン期間を設けて本当にこれでいいのかもう一度再考します

物語を書くことよりも難しい
客観視すること、難しいです

2件のコメント

  • デュランもお花の名前だったんですね。
  • 桃福 もも様、コメントありがとうございます!
    そうです、お花の名前でした。もともとこの作品の仮タイトルは『カレンデュラ』だったのですが、そこからすっと名前がつきました。カレンデュラ(キンセンカ)は、とても綺麗なお花なのですが、花言葉がとても悲しくて、そのギャップがずっと心に残っていました。
    それを題材にした創作をいつかしてみたいと思っていたのですが、それがようやく叶いました。時間はかかりますが、最後までかけるように頑張ります。
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