正直に言います。
十万文字の小説を書くにあたって必要な伏線を序盤に集中させすぎた結果、話が自由に進められなくなり、物語の伸びやかさや自由度がほとんどなくなってしまい、硬直した物語になってしまっています。
このお話で表現したいことは何なのか。
この世界で起きていることは何なのか。
それを人に伝えるためにどうしたらいいのか。
時間を掛けて、再構成しなおし、さらに魅力的な物語にするため、諸々練り直してまいります!
というわけで、読んでくださった方には申し訳ないのですが、一旦非公開にいたします。
物語の展開の構成からガラッと変えて、作り直すことにします!
魔法少女と、記憶喪失の少年がでてくる物語。
魔法少女や、変身ヒーローが登場する世界。
怪人と戦い、市民を守るお話!
……ではなく。
やりたかったことは、序盤のコミカルな物語で、陰惨で暗く陰鬱な物語を覆い隠す構造でした。
序盤から中盤にかけては、偽りの平和でした。
この作中世界は既に、世界征服を受けたあとの時間軸。
19年前にヒーローが敗北し、黒幕に支配された世界の物語。
序盤のコミカルな展開で覆い隠されていたものの、世界は既に日本以外滅ぼされています。
日本という国そのものが、偽りの箱庭、偽りの平和、いつでも壊せる薄氷の上に存在していた脆いもの。
作中で変身ヒーローが倒してきていた『怪人』の正体は、『怪物に改造された人間』の略。
罪のない民間人が無理やり改造を受けて、操られていた存在でした。
変身ヒーローは、民間人◯しをさせられていたのです。
誰が、一体、なんの為にそんなことをさせたのかも、決まっていますが、うまくかけていません。
作中で起きていた偽りの平和の裏では、様々な人物の意向や戦いが繰り広げられていました。
うまく形にできるかわかりませんが、頑張ります。