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文学は人学。

文字は無限に存在する人間性を表現できます。つまり、文学者はみな人の研究をしてるに等しいと、私はそう思います。国と国にはそれぞれの文化があるように、人にはそれぞれの視点が存在する。一万人の読者がいれば、一万の「人間失格」が存在します、故に無限です。しかし、個体と個体の差から生まれた壁が存在するが故、怒り、喜び、悲しみ。或いはもっと深い、複雑な心理......これらを表現する文字を読者に理解できるように書きだければ、まずは自分が一番理解すべきでしょう。

——故に、文学はまさに人学、自分は人間だと主張する芸術の一種類です。結果、我々はいつまでも壁の中にいる、あくまで自分と人間の範疇から抜け出せない縛れた存在です。

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