とりあえず連休ということで時間がありまして、一期から見て、現在放送中の二期の最新話まで視聴済みです。
ワンパンマン面白かった!
……コメント欄が埋まって来たので新しい記事でも書こうかと思っただけで、この記事に意味はなかったりします。
でも、それだけでは味気ない気がするので、ワンパンマンについての極力ネタバレなしの魅力的な部分を書いていこうと思います。
考察……というほど深いものではありませんのであしからず汗
特に良かった点
・主人公がめちゃんこ強い(ワンパンチでどんな敵も倒せる
そもそもの設定が面白いし、新しい
爽快感がある
戦闘シーンがただの戦いではなく、ギャグシーンも兼ねられているから飽きない
強いからこその悩みを抱えている(どんな敵でもあっけなく倒してしまう。「圧倒的な力ってのはつまらないもんだ」
・主人公が強すぎる弊害を、サブキャラクターで補っている
主人公が強すぎるということで、主人公にはまるで危機感がありません。戦いに出ればどんな相手でも勝ててしまいますし、成長や危機とは無縁の存在です。
しかし、C級という弱い無免ライダーというヒーローがいるんですが、その弱いけれど強い信念をもつ彼の雄姿が素晴らしい。彼の絶対に勝てない敵にも立ち向かっていく姿は素敵です。
ネタバレありならば、もっと良いところが言えるのですが、ワンパンマンの表面的な面白さの二大柱は、恐らくコレなのだと思います。
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一昔前のラノベの教科書といえる文献には、等身大の主人公を出して〝共感させろ〟ということが書いてあったりするわけですが、その時代はもう終わったのかなぁ。
ワンパンマンの主人公であるサイタマは、どこからどうみても普通の人間ではありません。実力だって宇宙最強と思われる異星人とも勝負にならないほど圧倒的に強い。
しかし、感覚は平凡な人間と同じなんですよね。
自分が強すぎて困っているという主人公の姿は新しいし面白かった。
問題になる部分をギャグにすることで強みに変えており、さらに強すぎる主人公では描けない要素は、サブキャラクターで補うという二段構え。
この手法は凄いなぁ。
私自身が、普通系の主人公の物語を『マジカルきらりん☆始めました!』と今、連載中の『異世界で俺は神になる!』で2作連続で書いております。
なんか物足りないなぁと、主人公の存在について悩んでいたこともありまして、次の話ではもっと主人公をキャラクターとして書くべきなのかも、と考えておりました。
ワンパンマンを見て思ったのは、主人公は普通じゃなくても良いんだと。
普通でない主人公でも、面白い物語はいくらでも書けるんだと、教えてもらったように思います。
パッと見は弱点になる要素でも、視点を変えれば魅力や面白さに変えられるらしいです。
これを突き詰めることができたら、私の書きたい面白い物語となってくれるかも知れない。
とりあえず、次に書く話の主人公は〝普通〟ではない主人公にしたいなぁと、思いました。
……自分で物語を書くことを趣味にしている手前、素直に楽しんでアニメを見れるのはとても幸せなことだと感じております。
もっと小説とか読まなきゃなぁ大汗