• 現代ドラマ
  • 創作論・評論

なんで電撃大賞に応募するのか?

私は今まで、ライトノベルを描いた事がない……と思っている。

カクヨムにアップしている『コネクトシステム』だって、SFモノであるというだけで、正直に言うとライトノベルだとは思っていなかったりする。
ライトノベルだと言うには明らかに分かりづらいし、若い人には読みにくいだろうなぁと自覚しているからだ。

では、そんな私が何故、電撃大賞に応募しているかというと、それはずばり『イリヤの空』が電撃文庫から出版されているからというだけに過ぎない。

そもそも『イリヤの空』って、ライトノベルなんだろうか?
……まぁ、その話は置いておくとして、私はただ単に、自分の最も好きな作品を生み出した出版社に応募しただけだったりする。

しかも、正直に言うと、私は小説家になりたいとは思っていなかったりする。

もちろん、自分の小説が本になったら嬉しいに違いないし、仕事を辞めて小説家を本業にできれば、小説を書く時間をもっと取れる。それはとても魅力的だ。

でも、実際、私には作家として生きていける自信はない。連載モノを書く力もないし、私は昨今の何十巻も続くライトノベルが、ハッキリ言うとあまり好きではなかったりする。

私の小説を書く目的は『イリヤの空』を超える面白いと思える話を書くことであって、小説家として食っていく事ではないからだ。

それでも応募しようと思ったのは、自分の力を、もっと伸ばしたかったから。

こんな考え方で応募するのは、やっぱり出版社様に迷惑なんだろうなぁ、と思いつつも、長編を書き始めたお陰で……少しずつ上手くなっている気はしていたりする(汗

2件のコメント

  • 『イリヤの空』は、とにかく文章が圧倒的ですね。
    あの文章がかければ、すぐにでもデビューできそうですが。

    魅力的な文体は、人気作家の条件だと思います。
    しかし、魅力的な文をどうやって書くか、ということになると、難しい課題のようにも思います。
  • ミカン星人様、コメントありがとうございます!

    文章の質はラノベに必要なのか、という問題も考える時があります。
    ラノベとはその字の如く、軽いとか、読みやすい小説ですよね。

    例えば全く同じプロットから作り上げた物語があった場合、読みやすい文章の方が物語の価値が上になるのではないか?と思って、本気で電撃大賞で小説家を目指すのであれば、そういった文章を練習する必要があるんじゃないかと、最近考え始めたわけです。

    読みやすく魅力的な文章を目指したいですね。

    そもそもプロットで詰まっている私にはまだ早いテーマかも知れません(汗
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する