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【六月記】音読チューニング

こんにちは、鳩見紫音です
最近は雨で、移動中にスマホでさっと小説を書くということが難しいです

近況

最近、少し調子が悪いです。
色々なことがあって頭の中の整理がうまくいかなくて
次の小説を書き始めてはいるものの、筆が進まない感じがしますね。
色々とその辺の感覚を言語化して小説やアイデア帳に書き込むものの、時間が経つのが遅い気がしてどうしようもありません。

時の流れに乗って書き進める感覚が掴めないのは心にきますね。

なので今現在やっている魔女の溺愛話の後にやろうと思ってるものも、まだまだアイデアとして溜まっています

まだネタ切れに困ってないのはいいとして、もどかしいなぁ。

梅雨の季節は仕方ないです


雑談 音読チューニング


この近況ノートを読む方は、きっと自分の小説を読んでくださってる方だと思います。

だから少し緊張します。

小説は書き続けると自分の型みたいなものが出来上がってきて、どんどんリズムが出ると思うのですが、自分の場合はありません。

いや、無いことはないんですけど…それはあまり読みやすいというものじゃないんですよね。
自分の中のテンションや感覚でズンズンと書き進めると、確実に読みにくいものになる。
これは実体験から理解しています。

だから基本的に小説を書く時はAudibleというアプリで小説を聞いてからにしています。

小説を読む時は基本的に頭の中で音読してると思うので、客観的な読みやすいテンポ感を耳から入れて文章を適宜チューニングしています。

ナレーターさんがこの子たちの物語を読む時、どんな風に読むのか。
これらを意識するだけでだいぶ読みやすくなる気がします。

その反面、ナレーターさんや読んでいる本のジャンルで文章が影響されることが多かったりするんですよね。

今回の魔女の溺愛話はその影響がもろに出ているので、少し毛色が違うかも。
でも書きたいジャンルで、頭の中に存在している衝動を思いっきりぶつけたので、興味があれば最後まで楽しんでくれたら嬉しいです。


裏話


完結する作品か否か。
基本的に物語にはオチがあります。
世に出ている作品の9割はオチを設定してから発進して物語が動いていると思います。

自分は結末から逆算して物語を作らないと気が済まないタイプで物語が完結しちゃうんですよね

曇らせる話、ストックホルム症候群、先に書いたこの2つも結末は決まっていて、その流れでアドリブも交えながら伏線や感情の楔を打っています。

そこから先で話を広げようとなると、すでに投稿した途中の話をまた弄り直さないと成立がしなく感じてしまうんですよね。

やろうと思えばその先の話も用意はできるようにしているし、書けるのだろうけれど納得行くかわからない。
そんな感じでギャンブルのまま動くことになるので、なかなか手が伸びないのが現状です

だからこそ、広げることのできる人はすごいです。
どこまでもその世界を味わいたい。
そんな読者の要望に応えられる作家さんはとても素敵だと思います。

話が終わっても何か広がる可能性があればいい。
今回の魔女の話はそんな意識で作りました。

区切りはつけますが、その先もまだ何かを起こせるような。

そんな意識の作品です。

挑戦、挑戦。

とても楽しいです。


短いですが今月はこのへんで
来月は新作について話せるといいですね

それでは

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