11回目です。
なろうの方でも「つらつらと書いてく近況」なるものを書いているのですが、
11回目にしてネタ切れ気味になってしまいまして…
ネタ切れと言うか、頭が追っつかないというか、そんな感じの状況に陥っていたのが昨日の事。
今日もその余波みたいなのは残っていますが、まぁ何時も通り何かについて話してみます。
とりあえずの書く練習…数打ってりゃそれなりになっていくものでしょうから。
今日のお題は「時代考証」。
何処までやってます?…自分はこうしてますってお話です。
恐らく、現実世界を舞台にした小説を書いてるのなら、どこかでぶち当たるであろう問題な気がします。
今この瞬間…2022年を舞台にしているならそんなに苦労せず書き進められると思いますが…
昭和とか平成初期とかを舞台にした途端、微妙な描写で困るんですよね。
自分の場合は煙草と車の描写で困ったり…
今ほど煙草は高くなければ、どこでも吸えたはずですし、車は今ほど賢くない…
タイヤ一つとっても大昔のタイヤを今の目で見ると酷い出来だな…と思いますもの。
そんなニッチな描写でなくとも「この時代ってこれあったんだっけ?」とか「こんな言い回しってこの当時あったっけ?」とかとか…考え出せばキリが無いです。
…てな具合で色々例を挙げてみましたが、ふと考えてみれば割と深みにハマりそうですね。
じゃ、もっとハマっていきましょう。
自分が時代の表現方法で困った場合の思考…とやらを下につらつら書いていきます。
例えば自分が経験してきた時代を書こう!と意気込んで筆を進めても、きっとどこかで↑の考えに陥ります。
よく「3日前の自分は別人」って言葉を使うのですが、まさにその通りで当時の自分は今とは別人です。
記憶もあやふやで、何処かを勝手に改変してたりしますから…
そんな記憶の下で、↑に挙げた内容を考えて「どうだったっけ?」なーんて考えて出てくるのはきっと「記憶が勝手に作り出した都合のいい過去」が大半でしょう。
ならば、自分が生まれてない時代は?
その場合は思い出すって手法が無理なので、きっと調べますよね?今使っているはずのブラウザでちょちょってな感じで。
当然、「自分が経験してきた時代~」の下りでも、最後には調べ始めます。
で、調べて出てきたものを参考に書き出すわけです。
ふむ…こっちなら平和に済みそう…と思うじゃないですか。
大抵の場合は、調べて出てきたものを参考に書いて満足します。
……で、また思考の海に潜るわけです。
調べて出てくる過去の情報って飽くまで上澄みだけの情報でしかないですから。
今の自分で置き換えれば何となくわかりますかね?……
自分が全く興味の無いものが流行ってたりして、それを将来の視点から調べた時に出てくる情報はきっと流行っていた内容だけ…
使った覚えもない言葉が当時を示すキーワードとして紹介されてたりするんです。
そう考えてみれば…調べた内容をそのまま鵜呑みにして表現に入れるっていうのもなんか違う気がしてきます。
といった具合で「時代考証」に関する思考にハマることが時折あるのですが…
今の自分がやってる対処は2つだけ。
1.雰囲気だけ出したいから別に上っ面だけで良い
2.当時の著書とかを読んでみる
1つ目は「考えを放棄」するパターン。
どうせここを細かくしたところで何も得られないだろうぜ、へへへ!ってな具合で、雰囲気だけを軽く出して終わりにするパターンです。
楽なので割とよく使います…良い事…ではない気がしますが、時代特有のギミックが話の流れにとって重要じゃなければ、時代をさり気無く醸し出すだけで充分ですからね…
2つ目は割と真面目に考えこむパターン。
当時出ていた小説とか雑誌を見て、少しでも理解を深めて挑む…ってやつ。
やったことは余りないのですが…「この時代ってこういう事できたはずだよね…これを話の中に取り入れたいな…」ってなった時とかに使います。
…使った回数はそんなに多くないですが(汗)
考え込む割には、今の自分が持ってる答えは単純です。
時間を使いすぎないようにするか…的を絞り込んで深く掘っていくか…
この辺り、もう少しうまい文章を書く時には、考え直さないとなぁ…と思いますが、今はコレで良い事にしています。
「時代考証」…考えていくと楽しいテーマですかね?まぁ、言いたいことは言えたのでこの辺で。
それでは
また来週