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「ただ映画を観て帰る日」がありませんでしたか?

 純粋脂肪批判を読んでいただいてる方には再掲なのだが、じゃあまず事実から言う。

 中学生の時だと思う。1998-2000年くらいの時期の話だ。札幌の話でもある。朝普通に(おそらく)学校に行く。学校に行くと、生徒はまばらである。『クール・ランニング』を観る。『マスク』を観る。帰宅する……? 部活行く……? ここはもうおぼろげで覚えてないが、とにかく「それだけの日」があったような気がしている。特に授業とかないの。ただ映画を観て帰る日だ。

 これは事実。だと思う。こっから夢だったら本当にすいません。

 で、こっから嘘かも知んないことを書きます。

 今、俺が再構成した記憶では、中体連で運動系の部活の人たちが出払ってるんですよ。で、俺は文化系だったので、その中体連には出ないわけです。出ないから普通に学校に行くんだ。

 そしてここからは完全な憶測です。
 学校側的には、約半数の生徒が出払ってるわけだから、授業とか進めんのはちょっとナーってなっている。さりとて、文化系は休み!! ってするとなんか教育を受ける権利的なことがどうかなってなるじゃあないですか。だから、学校までは来させる。しかし、授業はしない。で放置しとくと、ロクでもないことを始めるので、映画でも観せとくかって健康的な映画を流す。『ネバー・エンディング・ストーリー』も見たわ!!!!!!(急に開く記憶の扉)

 だからあったのは間違いないと思うの。俺が知りたいのは、「この日、何?」ということ。だって、中体連だとするじゃあないですか。休みにやれやって思いません? 現に今、休みにやってると思うんですよね。平日にやってないと思う。そんで、純粋脂肪批判の方には、「そもそも体育できる施設がそんなに数ない」(から、同時にみんないなくなるのおかしい)的なことを書いたが、これは間違ってたと思う。というのは、別に札幌ドームとか円山球場ではやらんもんな。どっかの中学の体育館/グラウンドでやるわけで、したら学校の数だけ施設はある。足りはしましょうね。で、みんなが同時にやっても足りるだけ施設はあるんだから、じゃあやっぱし土日にやれば良くね? (当時土曜は半ドンだったので、日曜に限られるかもしれないが)

 と考えると、なぁんか間違ってるような気もするンすよ。たとえばそのー、文化的なんかを味わう日が設定されてて、その日は各学校工夫を凝らして文化を味わう。うちの学校は山の上にあったのもあり、文化つってもなんもないが? ということで、映画でも見しとくかってなってたとか、そういうパターンは全然あると思う。そうだったらそれでもいい。とにかくあの、『ただ映画を観て帰るだけの日』がなんだったのか、少なくとも実在したのか、について確信したいと思ってるんです。私のとこにもありましたという方、とりあえずそんだけ教えてくれませんか。そんでもし、完璧覚えてて、事情はこうでしたまで言える人いたら大歓迎で、そこをなんとか、どうか抂げて教えていただけないでしょうか……!

 伏してお願い申し上げます。

2件のコメント

  • こんにちは。私の通っていた学校は札幌より離れた山の中のド田舎の村の学校だったのですが、確か生涯学習の時に体育館でどこかの劇団の芝居を見たり、楽器もった女性達によるミニコンサートがあったり、村のコミュニティセンターにて映画の上映があったりしましたね。記憶に残ってるのだと遊●王の映画だったような……海馬社長が活躍していたような。
    それらを見て特別何か心動かされることはあまりなかった(それよりいつも眠い子供だったんで寝たかった)んですなが、作者様のは生涯学習の一環だったのかな?

    因みにこれは最近札幌に進出してきたコメダ珈琲店の某店にてコーヒーを飲みながら打ってます。
    コメダ珈琲てボリュームあるスイーツが出てくるかとビクビクしてましたが、普通のサイズで安心しました。もちろんビックサイズもあるそうなのですが。

    最近札幌は温度の乱高下が激しいですね。もうすぐ初雪が降るでしょうか?
    お身体に気をつけて下さいね。
  •  情報ありがとうございます。

     ただそれではない!!!! と思います(台無しにする男)。

     いやそのー、俺らもなんか学校の体育館に劇団四季が来て『杜子春』みたりとか、教育文化会館とかに行ってなんか見たりとか、そういうのはやったんですよ。それはまあぼんやり覚えています。ただそのー、それって全員で行きますよね。「いなかったやつがいる」。と思うんですよ。教室がまばらだった記憶がすごくあるんです。

     で、まあ、後付けで勝手に記憶を改変しているのかもしれないけど、上に書いた通り、「中体連かなんかで運動部のやつらはいないが、運動部のやつらがいないからといって学校休みにするってわけにもいかないよね」「とはいっても、文系と帰宅部のオタクだけ数学とか英語が先に進むってことになっても困るよね」のせめぎあいの中、学校に集まりゃするけど『マスク』とか『クール・ランニング』を見て帰る、だった気がするんですよ。これ夢? 全体が?? でも『マスク』も『クール・ランニング』も、俺はストーリーを知ってるはずなんですが……。これで実際みたら全然違う話だったらド怪談ですね。『ネバー・エンディング・ストーリー』、ほぼアトレーユの話で終わる、って合ってますかね(そんでファルコンに乗って「ねばえんでぃんすと~り~♪」って流れて終わる)。

     ただ確かに「いないやつがいる」というところが一番この記憶の中ではおかしくはあり、上に書いたように整合性もそんなには取れてない。ここをキャンセルするなら、なんかその説でいいんですけどねえ。じゃあそうなのかなあ。いやでも「運動部がいない日」があったと思うんですよ……。ただ8月に訴えて、誰も「あるあるw」と言ってくれてないので、本当にないのかもしれないですね。わからないです。
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