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濡れてるはずがないものが濡れてるとめちゃくちゃ怖い

 脱衣所に洗濯機が置いてあって、すぐ隣に風呂があるんですね。で、今朝シャワーを浴びまして。続いて洗濯機を回して(昨日回し忘れて寝てしまったので)、回して気づいたんだが洗剤がない。で、なんせ狭い脱衣所なので、洗剤詰め替え作業をするのに洗濯物カゴが邪魔だから、これを風呂場に一旦置くことにした。しかるのち洗剤の詰替をして、居間に戻って別の仕事をしていた。

 時間というのは原則的に前方に流れるので、今回も無事流れた結果、洗濯がおわったよー、という間抜けな音が聞こえて来る。アマゾンエコーを買ったんだが、アマゾンエコーに頼むと洗濯物を干すのに最適な曲くらいはかけてくれんのかね、まだ届いてないので試せないけど、と思いながら洗濯物を洗濯機から取り出して、洗濯物カゴにいれようと思う。さっきそうだ風呂場に入れたんだなってカゴを取り出すと、びちゃびちゃって音がしてカゴの底に溜まった水が溢れる。

 ハァーーーーーーーーーアアア? って言った。普通に。ビビって。

 風呂は確かに入りましたよ。で、だから、底、底というのは床に設置する面のことだ、そこがちょっと濡れてるんだったらこれ分かる。ちがくて、底、今度の底というのは、カゴを上部から見た時最も遠い視認可能面、さっきの底のちょうど裏側、ものを入れる方の底のことを言う。そこの底に水が溜まっている。なぁんでえ? これも言った。声に出した。ビビってしまって。

 シャワーは出てない。天井になんかこう蒸留みたいな感じで水溜まってんのかと思って見上げるが、そりゃカッピカピに乾いてこそないが、そんな滴るほどは溜まってない。じゃあこの水は何? すっげーなんか怖くてね。タクシーの怪異って最後にシート濡らして帰ると思いますが、あれこえーだろうなあとしみじみ思った。濡れてるはずのないところが濡れていると妙に怖い。

 結論を言うと、体を洗うのになんか体洗いヒモみたいな、ヒモではないが、なんつうんだあれは。とにかく細長いもので体を洗ってましたと。で、それを風呂場のドアにかけていた。その真下にカゴを置いてちゃったみたいで、つまり、体を洗ったときについた液体が滴り落ちた結果だったわけです。またあのなに、スポンジを布にしたみたいなやつを使ってるので、水捌けがいいんですよ。だからかなりの量の水が、予想外と思うだけの分が出てた。たぶんそういうことなんだろうと思うので、納得はしたが、まーー怖かったですね。皆さんにも経験して欲しい。なんなら。忘れた頃に、因果の不明な濡れたものに触って不気味さを味わって欲しいですよ。濡れてるものは怖い。今日の発見はこれでした。ではまた。
 

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