「ダメと言ったらダメ」と言ったらダメでしょうね。
「おやつは三百円までとありますが、自宅にある材料を用いてキャビア・クラッカーを作成してきた場合はこの制限とは無関係だと考えて良いですか?」
「自宅にある段階で購入費がかかっているので、制限に関与します。300円を超えない範囲であれば良いですが、キャビアの性質上、事実上ダメということになるのではないかと思います」
「実は自宅ではチョウザメの養殖に成功しており、すでに養殖に要する初期投資は減価償却が完了しています。また市場価格調整やクオリティ・コントロールのために一定数の魚卵は廃棄処理されることが決まっています。この廃棄処理される魚卵を用いた場合、購入費が発生することはありません」
「もー。ダメと言ったらダメ!」
という時の「ダメと言ったらダメ」は、ようするに「問答無用」というようなことを意味する慣用句的表現で、このような慣用句が意思決定者から出た場合は実行は難しいだろう、ということを説明すると「ダメと言ったらダメ」と言ったらダメでしょうね、という文章が自然に発生しうるが、というかしたが、なんか変な感じがしますよね〜 (特にオチはありません)