夢の話です(と断っておいて現実を斬るみたいな、そういうことではなくて、単につまんないかもですよという注意書きです)。
ムカつく夢を見ましてね。そもそも昨日、休みとってたんですが、一日ゴロゴロできたわけではなくて、どうしてもやらねばならない事務処理とかをちょろっとやって、でエクセルのオートコンプリートにイライラさせられたり、確認事項が噴出したりするなどして、これ単に在宅勤務なだけでは……ってなって、ちょっと精神的には荒んだ状態で寝たんですね。
ほいで見た夢が、要約すると「他人が運転する車に乗っていたところ、停めてくれと何度言っても停めてもらえなくてイライラする」という夢で。まあ俺もいろんなことを言うし、いろんなことをするわけですよ。危ないと思いながら物理的干渉すらしたんですが、それでも止まんないんですね。なんだこれ、ムカつくわー、って朝から引き続きイラついた状態で起きて、でしかも地味に寝坊で、こりゃ参ったって思いながら出勤してるとこなんですけど今は。
それで、なんであんな夢見たのかなぁって思って。まあイライラは多少してますね。でも別に属人性のあるイライラでは……ちょっとありますが、そいつは出てこなかった(運転手はよく知らないやつ)し、別に人が俺の言うことを聞かないことによるイラつきではないんですよ。ゆっくりしたいのにできないみたいな……って考えて、ハッとしたんです。
これ、時間のメタファーなんじゃないですか!?
つまりですよ、時の流れというのは他人が運転してる車のようなもので、己の意思ではとめらんないわけですよ。で、いくら脅したり、すかしたり、暴力を行使したり、イラついたりしても絶対に止まらない。そういうことを示してるんじゃあないかなって思ったんですよ。
まあ誰が誰宛にって感じもありますが、なんかスゲー納得して。ははぁみたいな。やろうと思えば教訓も読み取れますよね。お前が無駄にキレたりしてる相手、時間やぞみたいな。やっても意味ないから、もっと車窓を楽しんだりしなさいよ的な。
だから多分フロイト先生も、すげーふつうの夢見た後、ついどエロい解釈しちゃって、でそれが妙に嵌ったもんだから、これやで! って思ったんじゃあないかなって、そういうことならすごい分かるなって思いましたね。自伝とかにひらめきのキッカケ書いてたら申し訳ないですけど。
でもまあ直面化の効能ですかね、または幼児にぜんぜん関係ない質問すると泣き止むみたいなことかもしんないですが、ちょっとなんかスッキリしましたね。週末まで頑張りましょう…