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無題

「ふむふむ……連続殺人で死体は六つ、部位が一部■■■■で、損傷が激しく、さらに六つ子なのでDNA検査にも限界があって身元の完全な特定は困難……と。なかなかの難事件ね」
「そうですか?」
「あら、随分自信ありそうな口ぶりね。何か閃いているの?」
「いや、その、えーっと、つまり、これは本当は■■じゃあないってことではないですか? で実は■■■■■■■パターン」
「いいえ。それだけはありえないわ」
「はあ……何故ですか?」
「だってそうだとしたら3回目じゃない」
「……は?」

みたいなめちゃめちゃメタ探偵はどうかなって思ったんですが、つまりこういうことです。

・ある状況下で犯人である可能性がある人間が二人、ないしそれ以上いる。
・ところが、そのうちの真犯人以外が犯人だと仮定すると、そのトリックがめちゃめちゃ有名作品に被る
・従ってその人物は犯人ではありえない、なぜならーー

 みたいなやつですね。わかりますか? タネばかり撒いてないで実を育てようね。はい。

2件のコメント

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