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泡沫ベンチャーアイデアを思いつきました

 ask.fmにシャウトって機能があって(できて)、ほいでまあ叫びが流れてくるわけです。好きなものに答えれば良いし答えなくてもいい。でも今日ぜひ答えてあげたい質問があって、
「チーズダッカルビが食いたい、新大久保、20代後半女性が入りやすい店を教えて」みたいな質問だった。

 適切な質問を考えるということにはある種の資質とトレーニングが必要で、かなりの場合適切な質問が出来たら答えも出たも同然みたいになる。って森博嗣も言ってた。この質問はまさに完璧な質問、もうあと答えるだけ、完全に答え待ち、という状態になっている。

 ならば答えを与えれば良い、のだけど少なくとも俺は知らない、でもこういうのこそ、集合知を活かすべきではないかなと思った。

 それで考えたんですが、こんなアプリはどうでしょう。まず、アプリを落として生年月日その他の情報を入力する。で、飲食店に入ったら、その飲食店の情報をアプリに登録する。アプリに入ってない飲食店情報を入れたらビッグボーナス、既に入ってる店でも追加情報を入れるとレギュラーボーナス、そんで不足している属性情報を持ってる人が登録するとミドルボーナス。ボーナスポイントが溜まると商品と交換できたり、割引されたり、電子マネー化できたりする。

 食べログと違うのは、投稿者の属性を重視するところで、そうすると30代バカ舌のデブが出先でなんかそれっぽいもの食いたい、という曖昧な欲求がある時にそれに適合したものを提示しやすいし、上述のような欲求にはかなりの高精度で対応できる。

 アプリが軌道に乗れば、優先表示されたい店からの広告収入が期待できて、それっぽいサイズになったところでfacebookあたりに売却したところでゴール。

 どうでしょうね。このアイデアはフリーで放流するので好きに使ってください。すげーコケたんですけどみたいなことには責任持てないですが。

 さてところで、俺にはラーメン・カレーマニアの知人がいて、前も書いたがこの人には、「今京都駅前なんですけどうまいラーメン屋あります?」ってメールすると、早くて数分、遅くても一時間以内には3店くらい教えてくれるというとても便利な機能がある。こういうのを見ると、人間ってよく出来てんなーって思う。機械学習はもう一皮剥けないとこの域には到達できない気もしている。
 ってのは、このアプリ(https://app-liv.jp/911376362/)教えて貰って、これはちょっとだけ個人情報のやりとりが怖い感じもあるが(20代女性がひとりご飯したいんですけどいい店ないですか、って質問した時に、回答者がその店で張ってたらちょっとだけ怖いかなみたいな)ハマったときは速くて高精度ですごいドンピシャの情報が来るだろうとは思ってて、この精度を機械学習で出そうと思ったらすごい大変だと思うんですよね。

 こないだ駅の自動改札の移転をやったんだけど、その時にまあ改札開けますわね。重くて、で中の配線も複雑なんですよ。そりゃあそうで、だって運賃が変わったり定期だったり定期+乗り越しだったり路線が増えたり特急券だったり、って結構ややこしいじゃあないですか。そりゃ配線も複雑化するわなって思ったんですが、人間だったらもっと軽くて省スペースでパッパカパーてなもんで処理ができる。そう考えると人間って優秀なスペックですよね。

 まあだから、得意なところと苦手なところを手に手を取り合ってやって行きましょうみたいな、道徳の教科書みたいな結論になってしまったんですけど、でもそれはそれとしてそういうアプリ、誰か作って欲しいなってちょっと思うので、頑張ってください。個人情報流出炎上ルートは勘弁してくださいね、俺も使う予定なんで……

 あともしかしたらfoursquareでしたっけ、アレがかなりその機能果たしてるのかもしれませんが、俺は良く知らないので、良く調べてから実行に移していただければと思います。謹啓。

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