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第四のラーメン考

 細かいことは

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883351620/episodes/1177354054883435760

 こちらを読んでいただくとして。

 第四のラーメンを真剣に考えないことは国難のようなので、憂国の士としては考えずばなるまいということなんですが、これが結構難題なんですよ。

 俺は料理は詳しくないですが、料理マンガは好きなのでそこからヒントを得ようと思いますと、
・美味しんぼ
 ・「ほんものの材料を使うと冷やし中華もうまいよ」
 ・「むかちょうでナンプラーだ」
 ・「担々麺もラーメンでええやんけ」
 ・「ラーメンマトリックスを作ろう」

 くらいしか思いつかないんですね。細かいことを思い出そうとしても金銀軒のラーメンをズズズウとすする海原雄山のことしか出てこないんです。

・鉄鍋のジャンR
 ・チャァオリーザァオライダヌダヌミェヌ


 しか思いつかない。この名前好きすぎるんだ俺は。ムッシュメラメラ〜

 だからまあ、担々麺的な、肉味噌を乗っける系が一つかなと。パスタをラーメンでやるみたいな。油そばの発展系というかね。

 スープと麺の関係で言うと、ぱっと思いついたのは煮こごりなんですね。今は食べませんけど、コンビニでパスタ買って、暖めるのも面倒でそのまま食うと、しょっぱい部分が凝<<こご>>ってるんですよ。あれはあれで不思議な魅力があって、だからそういうゼリーまぶし麺みたいな。でもまあさすがにこれは定番化はしないよなぁという感じもある。

 包丁人味平だと一本麺、ってのもありましたけど、あれもねえ。あれうまいんすかね。

 うーんうーん、と悩んで、一個思いついたんですけど、これはどうでしょう。

 スーパー食いしん坊のギョーザ編で、野菜スープでギョーザの皮を作るってのをやってた気がするんですよね。あと、超力招来担々麺のときかサメのときに冷凍庫に篭ってやってたやつか、とにかくゴマペーストを麺にするみたいなやつがありましたよね鉄鍋のジャンでも。あと、ラーメンの話じゃあないですが、スパゲティ対決の時、究極はいくらウニスパかなんか出して、ペペロンチーノかなんかに負けて、それは「麺そのもののうまさがいい方がいい」って話だったじゃあないですか。

 ここらを突き詰めると、今は麺とスープというのは独立した概念で、あぶらそばや混ぜそばは、技法的にはパスタとかに近いわけです。麺にスープを絡めて味付けをする、という発想ですが、これを一歩進めて、麺そのものにスープを混ぜ込み、「とにかくうまい麺」というものを作る。こないだできたたこ焼き屋でも、たこ焼きの皮にラーメンスープ混ぜてるって言ってました。

 もうそこには、味付け要素すらいらないんですよ。煮あがって湯気を立ててる麺がある。ただそれだけ。つけ麺かな? でもつけるものがないよ。??
「とにかくその麺を啜ってみてください」
「う、うまいー! 麺そのものに味が付いている!」

 みたいな。みたいな感じなんですが、どうですかね。実現可能性については全く考えていません。机上の空欄です。


1件のコメント

  • くろちゃんの「位相をズラす」案は可能性があって、異様に味が舌に残るスープを先に飲んでのちに麺を啜る、または麺のみを啜ったのち、スープを「飲む」というタイプは結構新しい気がしてます。エクセレント。実現可能性は
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