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ジーサンズはいいぞ

 いいぞ。(完)











 公開直後の映画なんで、これだけで終わるべきかと思うんですが、まあその、ネタバレを過度に恐れるような話ではないのでオススメもセーフかと思うんで、とにかく勝手に宣伝をしておきたい。

 というのはですね。俺はずーーっと楽しみにしてたんですジーサンズ。で楽しかったんで良かったんですけども。

 札幌にはおっきい映画館が二つあって、一個が札駅のシネマフロンティア、もう一個がファクトリーのユナイテッドシネマなんですけども、まずユナイテッドシネマではまだ封切られてないんですよ。なんでだよ。さっさとしろよ。マミー〜砂漠の王女〜とかを予告してる暇があったら!

 でまあ、シネマフロンティアに見に行ったんですが、同行者の都合で19時20分の回。ほんとは朝イチで行きたかったんですが、まあやむなし。

 でもちょっと心配だったんですよ。これだけの話題作。公開初日。土曜日の夜ちょうどいい時間。これはなー。チケットとれない、はないにせよ、かなり前とかそんなんになっちゃうんではないかなと。

 がらっがら。

 何組かカップルがいましたね。君たちはあれだ……いいカップルだよ……ほんとに……。

 で若干不安になりながら観たんですね。脳天貫かれる良さ、ではないけどまあその、完全に期待通りにバッチリ面白いんですね。
 少々おこがましいですが、勝手に採点めいたことをすると、設定・キャスト・シナリオに各33.3333……点を割り振って百点満点で考えてみましょう。まず設定が100点なんですね。ジジイ3人が銀行強盗をする。完璧でしょ?
 そんでキャストも完全に100点なわけです。メインのジジイはもちろんのこと、これがですねえ、ババアが凄まじくヤバイ。まさに美魔女であります。
 シナリオに関しては80点かなと。ところどころグッとくるところはあるんですけど、個人的にはもちょっと捻った方が好きです。
 で、トータルが380点になるんですね。100点多くねーかとお思いですか? 多くないよ。プラス100点は何かと言うと、クリストファー・ロイドの存在です。この人にメガホン持ったボケジジイをやらせようと思った人は天才だ。出てくるだけで笑うし画面が締まる。「Tシャツ委員に立候補するものは挙手を!」「何を手を挙げてるんだ! 手を降ろせ!!」完璧でしょ?
 スピンオフやって欲しいなぁみんなでボケたミルトンをフォローしてるうちに小さな世界が平和になる話。すげー見たい。

 という感じで、ずっと楽しみにしてたしその期待は裏切られなかったのでそれは良かったんですが、少なくとも札幌では人が入ってない!! なぜだよ。見ようよ。ということでおすすめしておきます。7月1日とか映画の日で安いでしょたぶん。1000円だったら絶対損しないと思うんですよね。コメディクライムが嫌いな人は別ですけど。

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