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自然にドツかれている

今日は風が強くて、そのせいか朝、というか昼、外を歩いてたら突然脳天をドツかれ、誰?! って思ったけど葉っぱだった。結構スコーンっていった気がするが触ってみると柔らかくて、はーなるほどと謎の納得をする。

でさっき、肩を叩かれたと思ってまた誰?! って思って振り返っても誰もいない。怖いなぁなぁんか変だなぁ嫌だなぁって思いながら肩のあたりを触ると、デカ目の葉っぱが貼り付いておる。またか。

そいで、まあそういうことが二度起こるというのは何かの前兆やないですか。だいたい。物語的には。世にも奇妙な物語だったら、こっから占い師に「今日の12時まで自然難の相がでておる」とか言われて、半信半疑なんだけども自然が物理的に猛威を奮ってきて、部屋にひっこもろうとしても水が染みてきたりして、自然のない所に逃げなきゃってなりつつ、最後の最後でかい木が倒れてくるのをなんとか避けて、はー良かったこっからコンクリートジャングル、または12時、一安心、ってところで突如地割れが発生してそこに飲み込まれ、タモリがどこからか現れて「自然の脅威というのは恐ろしいものですねぇ……おや」とか言ってタモリの顔に葉っぱが貼り付いてCMに行くパターンじゃあないですか。ねえ。

って話をしたら、その相手が、なんか難しそうな顔をする。おかしいな。俺はひと笑いをとろうと思って言ってんだけどな。

まさか、こいつは占いとかできるタイプか? で、本当に俺には自然難の相が出ている?? ということはアレか、こっから世にも奇妙な物語ワールド突入か?

したらば相手が神妙な顔して、言いにくそうに言う。

「えーっと、その……」








「表面積が広いからではないですか」

てってってれれってれれってれれ
てってってれれってれれってれれ
ちゃーららん ちゃーららん

にゃーお

一発殴った方が良かったですかね。

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