• エッセイ・ノンフィクション
  • 現代ドラマ

十分に発達した科学技術は魔法と区別がつかない

これ結構面白い話だなと思いますが、どこに書いていいかわかんないので近況ノートに書きます。

かなり最先端のマシンがあるんですね。まあなんでもイイんですが、超リアルVRMMO体験用の機械とかにしときます? web小説界隈なので。

で、その機械は高性能だしかなり進んだ技術を使ってるんですが、最近ちょっと調子が悪くて、視界にノイズが入ったり経験値が正常に取得できないことがあるんですね。

って言うと世界人類が完全にVRMMOの世界に囚われちゃう前兆(大穴として、実はVRMMOだと思っていた世界の方が「現実」だった)としか思えないと思うんですが、まあこれは現実の話の上にVRMMOマシンという部分は架空の話なので残念ながらそういうことはなくて。

で、じゃあなんでそんなノイズが発生するか、って色々調べてくと冬なので乾燥して、静電気を拾っちゃってんじゃあないかということになった。よくあることのようです。

そんで対策なんですが、ひとつは機器を固く絞った雑巾かなんかで拭いて、ちょっと水分を与えて空中に放電させる。それからロウソクを光源にする。なんかいいらしいんですよね。ここはちょっと既にオカルト感ありますが。で化繊は静電気溜まりがちなんで、自然素材にする。できれば直前にシャワーかなんか浴びて、生体側の静電気も放出しておく。

まとめるとこうなりません?

まず滝行をする。
自然素材百パーセントの白装束を身に纏い、で、ロウソクをこう、ハチマキに二本、ツノのようにつけて火を灯す。御神体も丁寧に清めてから作業開始。

完全なる「儀式」の誕生だ!

だからいわゆる除霊とかって、実はタイムスリップした未来人のオーパーツ的な超先端技術がこっそり使われてるんですが、それは伏せられてる。ただ静電気に弱いので、この「儀式」が必要になる。そんで伝承の段階で、オーパーツの存在は伏せられてるんで伝わってないんですが、「行為」は観測されてるのでその行為だけが継承されている。効果がないので行為がどんどん峻厳になっていく……なんて考えるとどうでしょう。夢が広がりやしませんか?

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する