まず、「あったら俺がまずそれをやっとるわ」という話であって、結論から先に言うとその方法は見つからなかった(あたりまえであった)のであるが、何しろ相談というものは人にするばかりで受けたことがない人間なので、舞い上がっていろいろと話し込んでしまった。なかなか興味深いテーマであったので以下に可能性を列挙する。
・馬券は100円から買えたはずなので、オッズが30倍以上になる組み合わせの馬券を購入する(固いレースを複数回、でいけるのは軍資金が十分にある場合のみで、たぶんこっちの方が勝率は高いと思う)(相対的に)。
・根気強くブックオフなどをまわり、100円以下で買えて街の古本屋では150円とかで売れる本を探してやりとりをする(せどりの手法であって、これも軍資金が十分にあればネット通販などを通してより儲けられる可能性があるが、100円だと歩ける範囲でしかできないというのが超ネック)
・百円均一などで、百円で二本とかのジュースを買って、なるべく(自宅と水と冷蔵庫が使える仮定であれば、氷でくるむなどするとよい)冷えた状態を維持したのち、映画館の前、藻岩山山頂、札幌ドーム入口など、飲み物が欲しいが現地で買うとちょっと割高、というところで、そこの自販機/飲み物よりは安い値段で売りさばく。この作戦は結構「売れれば」という前提であるが(君なら買うか? 俺は怖いから買わないと思う)利益率はいいし実現可能性が高い気がしたが、残念ながら百円均一は百円均一、プラス税であるので、8円不足していて実現不可能であった。
・100円で誰かに電話し、その人間にせびる。親とかだと確率はあがるか。無難ではあるが、無難すぎるのと、「100円を3000円にする」という発想から言うとやや頓智が効きすぎている印象。やはり100円は「投資」とみなしたい。
・肖像権を無視すれば、非常に容姿に優れた人間、あるいは特定の誰かに非常に好かれている人間を写メらせてもらい、現像する。その現像した写真を高額で売却する、という手段は実現性が高いと思うが、肖像権を無視するわけにはいかないし、さりとて「これこれこういう事情で、あなたの写真を販売したいが許可をしてくれ」と正直に伝えた場合、社会的信用が3000円どころでなく低下するので、ものすごいリスキーな方法である。正直のこうべに神宿る、ということわざは嘘なのかもしれない。
・100円を担保に3000円を借りる。っていうのはさすがに無理でしょ、と思うかもしれないが、100円が記念硬貨みたいなやつだったらいけるかもしれない。まあ今回の話では普通の100円なんですけど、別解としてというか。そういうトリックもありだなみたいな。
あとなんかいくつか思いついた気もしますが、もう忘れたし、笑ってしまうことに午前四時なので、寝ます。おやすみなさい。良い三連休になるといいですね。俺は今四時の時点で、たぶん昼まで寝るしもうダメだと思います。残念なことでありました。