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物凄く懐かしい響きの言葉

 「廃人」という概念を久しぶりに聞いてはっとなるの巻。

 いや確かに、小説113件、ユーザ82人をフォローしており(これでもたまに整理はしている)、これはおそらく世間様の水準で言えば多い方であるのかもしれない。調べた訳ではないけれども。

 でも、まあ正直これだけフォローしてもほぼ困ることはないのですね。今日に関してはちょっと(嬉しい方向で)(長編がね! 更新されてね!)(どのタイミングで読み始めるか、最適な時、コンディションの設定、そういうのをしたい奴がね!!)困っているけれども、普段については、このくらいで最適~ちょっと物足りないくらいの更新数がキープされている。

 で、まあ、だから、より時間があればユーザーたぶん倍までは余裕の処理可能だし、500人(上限)フォローしても、まあ、一週間単位とかだったら見に行ける範囲内だろうし、フツ―フツ―と思ってたんだけど、そうか、なるほどね。それは廃人だから理論。久しぶりに聞いた~! 
 まあ俺の水準はそうなると、準廃くらいになりましょうか。一番ダサイところ。どこに行っても振り切れない。悲しい。


 とは言っても、実際のところはMMORPGはほとんど手をつけたことがない。黎明期のMU~奇跡の大地~というのをやって、有料化したあたりで辞めたので、まあ全然廃人と呼ばれるような業績(業績?)は残していないのですが、知っている方はいますかねえ、大場アキラ氏が公開していた、Dragon warcryというブラウザゲームにドはまりしましてですね、あの頃の俺は確実に廃人だった。2chにもわりと晒された気がする。迷惑行為を働く方ではなく、好意をもってくれた人もいた、と信じたい。

 で、まあこのゲームはですね、MoVingPoint(MVP)というのがあって、今のソシャゲみたいな感じでありますね。これを消費して敵を倒したりなんだりをして、一応MVP回復アイテムもあるけれども、残りは回復するまで現実の時間の中でじりじりと待つということが必要でして、では何をそんな廃人と呼ばれるまでやりこむのかというと、ひとつは釣り。もうひとつは掲示板上でのアイテムのやりとりや交流なのでありますね。

 このアイテムのやりとり周りがとにかく面白くて、ごく簡単に言えば、掲示板とアイテムの送受信機能を使って、普通のMMOにおける露店的やりとりをするのであるが、露店と違ってワンクリックで商品が見れて、設定した値段で購入するかどうするかを決める、というのではなくて、スレッド式の掲示板があって、そこに書き込みをするわけであるのですね。

ブリ綿花 350G 在庫6

 とかね。やるわけですよ。ぐおおおお。ブリ綿花。ピコリーテール。モロシカ肉。スターチスカード。ああーーー。

 そんで、だからその、プレイヤーが集まる広場があって、そこで商品価格がバーッと見れるタイプとはまた違う。
 だからブリ綿花の相場は350Gだけど、イベントでブリ綿花を使うとなったら急に相場が高騰したり、ログインしていない間に急に有用性が見出されたアイテムが死ぬほど売れたり、そういうことが発生する。これもういらねえや、という人が在庫整理で投げ売りしたりしていても、そのことに気づかれなかったりもする。
 という訳で、この掲示板に張り付いて、安いのは即買い、イベントで使われるアイテムが出てくれば、即時対応を売りにして即売り、なんてのもできたりしてね。面白かったのよ。

 またここでいう「近況ノート」みたいなのが、「プレイヤー日記」として全体に公開される形になっておりましてね。日記の常連になるとまあ、ファンもつけば、2chで叩かれもするみたいな。そういうことになっていてね。いやあー懐かしすぎるよおお。
 
 いや、で、確かにちょっとあの頃の廃人感、ありますねカクヨムに対して今。これは別にゲームでもなんでもないのだけれど、概念的には近いところに存在するような気もする。

 そんなわけで、今でも時折、
「どうやらユニークアイテムを入手したようだ」
 の画面を(これはねえ、ほんと、アドレナリンがどばどば出る文言なんですよ)PCの待ち受けにする俺としては、すっごいしっくりくる言葉でありました。そうか。カクヨム準廃。なるほど。廃人ないし準廃勢であります。納得した。エウレカ。

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