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センスがあわない問題

ひさびさにカクヨムアプリを立ち上げたんですけども、マイページからフォローしているユーザーが見れるようになっていて、まあこれは喜ばしいことなんですけどね。
表記が「ひと」になっててね。

言語的に説明しようとすると難しいので感情の名前だけ言うと、怒り。苛立ち。それも純粋なやつ。怒りのあまり、フッ、て笑っちゃうやつ。手が震えてスマホを叩きつけるのを我慢したくなるやつ。

センスがあわねえなあおい!!

ひと!!!! うっせえな!

ユーザーというのは硬いねえ、もっとこう、文学的な、おしゃれな表現はないだろうか?
部長、ひと、というのはどうでしょう
それだ! 採用!!

みたいなことやってんのか。その時間の時給を今すぐ慈善団体に寄付しろ。七割ピンハネされてろ。くそー。

追記:このままだと単に狂人のたわごとなので一応の説明を付け加えたい。

・UIを変更するということに対しては、そこに意図、ねらい、があるべきであって、しかるに「ユーザー」を「ひと」に変えた意図、ねらい、は、一見して分かるものではない。少なくとも俺には分からなかった。

・もちろん一見して分かるものがすべてではない。ないけれど、この変更はあまりにも本質(現在このサイト、アプリケーションが抱えていると思われる問題)からかけ離れている、と少なくとも俺はそう思う。

・たとえばある分野では、生物学的存在としての人を「ヒト」、社会的存在としての人を「人間」と表記する、というように、その目指すところを言葉によって区分しようとする試みがあり、そういうのを知っているだけに、「適当に変えたんちゃうかな」という感じが余計ムカつく。

・まして、その適当に変えた感じ、が、「こういうのっておしゃれちゃいまっか」という程度のものに受け取られ、思想が読み取れない。その、軽薄、浅薄な感じが苛立ちをより募らせる。

・アジャイル(素早い)開発とか言っていた訳であるが、さてユーザーはユーザーを「ひと」と呼称してくれなどと要望を出したというのであろうか?

・となれば、会議室なりどこかで、誰かが、「ユーザーという表現はなんかこう、固いねェ」みたいな無駄な会議をしていたのではないか???

・もっと!! 先に!!! やることが!!!!! あるだろうが!!!!!!!!!


 分かりましたか? トレースできましたか?

 出来なかった方はおめでとうございます。あなたの精神がまっとうであることは俺が保証します。幸福な人生を歩むことができましょう。

 出来た方は残念ながら、俺にはあなたの精神の正しさについて、保証ができかねます。
 一緒にダンス・マカブルでも踊りましょうか。

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