@Fukuchan4941

ゾンビ、またの名を、ウォーキング・デッド。 ゾンビは死んでいるはずなのに、なぜか歩いている。 それはなぜか。 歩くことは、とてつもなく健康につながるからだ。 歩くことを半…

とある帝国の、議会議員選挙。 その帝国の皇帝は、帝国の象徴に過ぎないものの、国政を任せる議員選びには、高い関心を持っていた。 帝国の選挙には、度々、不正選挙疑惑があがる。 …

人類の発想は、アヴァンギャルドに溢れている。 しかし、AIに、それはあるだろうか？ 「新たにアヴァンギャルドを生み出す」という意味においては、ないだろう。 人類はこの先、A…

とある二国の国境沿いの町。 町には、高く大きな、赤レンガの時計塔があった。 そして、その時計塔に…… 毎日イタズラをする、一人の青年がいた。 青年は、時計塔によじ登り、時…

星期一(シンチーイー=月曜日)に投稿。 人類と科学、発見と発明の超ォー極めて短いおはなしです。

教科書や参考書には書いていない、本当に必要な知識とは、何でしょうか。 「本当に必要な知識」であると、私が個人的に思うものを、ありったけ、この作品に詰め込みます。 主なターゲッ…

【注意】 本稿は自身への戒めの意味合いが強いです。また、論説と言いつつ書き殴り感が強いです。 【執筆の経緯】 私はある時、某SNSで、そこそこのフォロワーを抱えるインフルエンサ…

時の盗人。 それは、相手の時間を奪う人。 遅刻とか、締切に間に合わないとか、そういう話とは少し違う。 「時間」は、他人の、所有物を泥棒するのとは少し違って、意図せずして奪っ…

いちおくまん年後の未来。 ネオ・エド幕府五代将軍、根尾徳川手綱握吉（ねおとくがわたづなにぎりよし）は、生き物が大好き。 その大好き具合と言ったら、肉眼でも見えないような、微生…

意思力。 それは、意思決定をするためのエネルギーのようなもの。 人が一日にできる意思決定の回数は、個人差はあるが、だいたい決まっている。 意志力をいかに、本当に自分がしたい…

奥珠子（おく たまこ）は、社会人二年目に突入した。 彼女は、多摩川上流の小河内（おごうち）ダムの管理業務に従事している。 いつものようにダムと貯水池周辺を点検して回るのだが、…

株式会社ギゼン。 それが私、人野為善男（ひとのためよしお）の立ち上げた会社の名前だった。 事業内容は至ってシンプル。 心温まるメッセージの代行だ。 老人ホームで暮らす親に、見…

星々があった。 白い星。 　　　。 緑の星。 青の星。 赤の星。 星々は変わった。 黒い星。 　　　。 砂色の星。 氷色の星。 赤紫色の星。 星たちは消えた。 そして『…

地球。 そこは人類という高等知能生命が蔓延る文明の惑星。 人類による地球の支配は、未来永劫続くかと思われた。 しかし！ ある時聞こえ始めた『謎の声』によって、人類は翻弄さ…

よーし！　〇〇を勉強／練習するぞ！ と、意気込んだのはいいものの、三日坊主にて撃沈…… 誰もがそんな経験、あると思います。 しかし、そんな悲しい現象を防止する画期的な方法（…

とある星にて。 その星の住人は、非常に想像力豊かで、信心深かった。 彼らは科学と宗教とを駆使して、文明を築いた。 しかし、巨大なマザーシップが襲来し、星じゅうに謎の液体を散…

メーデー！　メーデー！ 大海原の上空を飛行中の民間旅客機、ディエット航空6410便の操縦室に謎の男が侵入した。 ハイジャックだった。 男が大暴れしたことで、機体は制御不能に陥…

人間は、かつて、弱肉強食の自然界の中では、劣等種だった。 人間は、その高い知能と器用な手先を使って『科学』を生み出すことに成功した。 人間は、地球を支配した。 人間は、今、…

——なぜ、おっさんは屁をこくのか。 天才おなら博士の太郎・プーは、炭素の放射性同位体である炭素10、通称『おっさん化炭素』を発見するとともに、その謎をついに解明した。 そして…

注意①本作はフィクションです。登場人物は全て架空の人物です。 注意②本作には、残酷・グロテスクな描写が伴います。 ——帝政ローマ。 絵本作家のアヌス・アラエヤカスは、五歳の皇…

主人公の東雲ゆらら（しののめ ゆらら）は、ごく普通のOL…… ではない。 昼は、指示棒をタクトのように振るうお天気キャスター。 夜は、震天冷嵐の靴（シンデレラ・シューズ）を武…

機械仕掛けの社会。 ぐるぐると回る歯車たち。 親は我が子を、良質な歯車として、その中に、加えた。

ある日地球に、ごく小さな四角い『粒』が降り注いだ。 その数、八十億。 それらは一粒ずつ、地球の八十億の人々の元に届いた。 粒は、一斉に姿を変え、白き扉となった。 それぞれ…

糞尿は偉大なり。 子供はなぜ、ああも「うんこ！」とか「おしっこ！」とか、嬉しそうに叫んで、げらげら笑うのか。 その理由、少々飛躍するのだが…… 「うんことおしっこの良し悪し…

自と他は所詮、他人同士である。 決して、完全には、理解し合えない。 かと言って、独りになってしまえば…… ヒトは、どうなるのか。

法による、秩序。 慣習による、秩序。 不完全な秩序は、混沌をもたらす。 混沌の下で、人は、感覚を、狂わせる。

——ねんどあそび。 五歳の兄、創司（そうじ）は、粘土をこねて、スーパーマン一号を創った。 三歳の妹、夕（ゆう）は、それを壊した。 創司は、怒る。 母は、怒らない。むしろ、…

——どんなお仕事されてるんですか？ 私は、この初対面の者同士で飛び交う、ありふれた質問について、考えたい。 人は、規範の奴隷ではない。 自由な、動物である。

百一歳の「わたし」は、老人ホームで暮らす。 自力ではほとんど歩けないが、頭は冴えている。 身寄りはいない。 施設の仲間は、会話の成り立たないものばかりで、話す気にならない。…

「私」は、密室のベッドに横たわる。 部屋にあるのは、天井、壁、ドア、己の載るベッド、棚、棚の中のラヂオと古時計。 ラヂオからは、私が離脱した戦争の戦況が流れてくる。 時計の…

人間は、次々と法律やルールを作った。ありとあらゆる行動に、免許が必要な世界。【投稿2本目】

海を統べるO姫は、海産物を乱獲する人間を懲らしめるために、刺客としてカメを地上に送り込む。【投稿5本目】

地球のそばに宇宙船が一隻。それは、妙な光線を発してから、銀河の彼方に消えた。それから程なくして、人類に「少子化」が起こり始めたのだった。

U星人は、とある無人の星に、いのちの種をまいた。 その星では、みるみる内に、生物たちの進化が進む。 ついに、人型の生命が誕生したところに、U星人が再び訪れたのだが……

誰もが知っている歴史上の偉人を、かなり雑にイジる、半分息抜きのために作った部屋です。 それらしい固有名詞や用語、名言などを使ってはいますが、史実にはほとんど沿っておらず、まるで…

ダジャレ量産工場の生産力に、小説を書くスピードが追いつかないので、一旦ここに溜め込みます。 見ると貴方の貴重な時間を奪うことになりかねないので見ないでいただきたいですが、ここに…

時間に対する異常な拘りを持つ部族の村に、怪我だらけの女性が転がり込んだ。彼女は彼らから治療を受け、お礼に「相対性理論」なるものを授ける。理論の影響で、部族の思考と暮らしは激変。彼…

地球に巨大な宇宙船が飛来する。船から出てきた宇宙人は、とある能力の欠如した者たちだった。 人間は長い歴史の中で、その類まれなる創造力を駆使して、たくさんの作品を生み出してきた…

エリートサラリーマンのKは、仕事終わりにスナックに寄ってみる気になった。そこは、店員がコロコロと変わる風変わりなスナックだった。【投稿3本目】

外科医のK氏のもとに、怪しいサプリの営業メールが届く。K氏は軽い気持ちで、メールに書かれた番号にかけるが……【投稿4本目】

S氏は化粧品店で、老婆から怪しい香水を勧められる。【投稿8本目】

創造者は世界を創造した。しかし、創造者は己のつくった世界の住人によって幽閉されてしまう。その時創造者はどのような行動をとるのだろうか。【投稿9本目】

どこかの星の誰かが、騒がしい星に向けて、夥しい数の何かを放った。その頃、その騒がしい星では、核兵器の開発競争が激化していた。競争の中心は軍事国家キャレモンと科学の国バイロン。ある…

ある時、分娩室で一つの尊い命が消えた。それから三十九年後。吉野咲良は、三十八歳のベテラン女性騎手。彼女の駆る馬の名は「ソメイヨシノ」。彼女は出産後の復帰戦で桜花賞に臨む。満開の桜…

『ふしぎなポケット』。 童謡詩人まど・みちお氏が作詞を手がけたその作品は、日本人なら誰もが知っていることでしょう。 叩くとビスケットが増えるという、おかしくも魔法のようで魅力あ…

経済成長に伸び悩む日本。総理大臣のK氏は、ある大事件をヒントに、起死回生の妙案を思いつく。【投稿6本目】

「ぼく」は、久しぶりの帰省で家族とドライブに出かける。何気ない日常の幸せを噛み締めていると、思いもよらないトラブルに巻き込まれる。【投稿7本目】

初めての論説文です。 テーマは、ゲーム機について…… ではなく、「解像度」についてです。 何の解像度についてかは、読んでからのお楽しみ、ということで。 できるだけ柔らかい語…

須磨海浜水族園（すまかいひんすいぞくえん）。 それは、神戸市須磨区に存在した、大きな水族館。 その屋上に一人、シクシクと泣く女性の姿があった。 彼女の名は結城優子。 彼女はピタ…

※この小説は【三部作】構成です。 とある虹色の惑星にて。 七色の花をつける樹々。 その樹のそばで長い眠りから目覚める数万の人類。 不思議にも、彼らは皆裸で、十五歳ほどの体つき。 …