蒼穹の裏方の作中に真珠湾攻撃が登場しますが、攻撃隊の呼び方について以下に示します。
攻撃隊については、第一次攻撃隊第一波、第一次攻撃隊第二波という呼び方と、第一次攻撃隊、第二次攻撃隊という呼び方が、いくつかの戦史を見ても混在しています。
前者は、元々一つの大きな攻撃隊が空母の飛行甲板の大きさの制限から時間的に二つに分かれたためこのような呼称にしていると推定されます。後者は単純に時間的に順番に番号をふったのだと思います。
特段の大きな理屈があるわけではないですが、裏方の作中では後者を採用しています。呼び方としてシンプルで記述の文字数も短いからです。
この後続けて、攻撃隊が出てくると、前者は第二次攻撃隊(あるいは、第二次攻撃隊第一波)となりますが、後者は第三次攻撃隊となります。読んでいただく皆様の混乱が生ずる可能性があると思い、記載させていただきました。