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第17章のドイツ防空体制について

第17章の舞台となっているヨーロッパでの防空体制の状況です。

初期で示された灰色の四角のドイツのヒンメルベットの配備はほぼ史実に近くなっています。但し、史実の管制区域はもっと多数に分割されていました。

性能を向上した後の赤色のヒンメルベットの管制区域は、かなりエリアを拡張しています。広い範囲で複数の夜間戦闘機の誘導が可能だったことが、夜間戦闘でドイツが優位に立てた一つの要因となっています。

沿岸部の捜索レーダーの配備位置は、かなり史実に近くなっています。但し、物語に記載されているように、レーダーの性能自身は向上しています。

リューベック爆撃の飛行経路を一例として示していますが、これからの物語展開により、他の都市への爆撃が行われる予定です。

その場合もこの地図を見ていただければ、目標となっている都市の位置関係がわかるはずです。

しかし、史実でもこれほど多数のレーダーと夜間戦闘機を管制するシステムを既に1942年に作り上げていたのですから、本当に脱帽です。

1件のコメント

  • この配置だと拡張後のヒンメルベットに探知されずに突破は至難。スカゲラク海峡北方を迂回するかパリの西方から南方と迂回するルートがあるけど戦闘機の護衛が無いと被害は拡大しそう。
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