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第18章の北アフリカの戦い

「電子の帝国」第18章では北アフリカの戦いが始まりました。

物語の中にあまりなじみのない地名、あるいは聞いたことがあってもどこにあるのかわからない地名が出てくると思います。

私自身も、地図を見ながらでないと史実の戦いは、どのようだったのか、なかなか理解が進みませんでした。

この地図を見ると、北アフリカの戦いは全て海岸沿いの地域の奪い合いであって、沿岸から南下したサハラ砂漠は戦いの対象になっていないことがよくわかります。

しかも太平洋の戦いと違って、連合国の領域と枢軸国の支配下がかなり接近していると思います。零戦が、ラバウルからガダルカナルまで1,000km余りを毎日往復したことと比較すると、1日に何度も攻撃を行ったというのがうなずけます。

スエズもそれほど遠くないので、ロンメル軍団がスエズを支配下におさめれば、戦いの行方は大きく変わってしまったでしょう。

2件のコメント

  • 記憶力の良い子供時代にもっとよく地図を覚えておけば良かったと思うのは
    歳をとったからでしょうね
    まあ国名が様変わりしすぎていて役に立ったかどうかは分かりませんけど
  • 史実の原典があるかどうかは浅学にして存じませんが、
    とある古い仮想戦記(書籍)で帝国海軍の戦闘機パイロットに
    「欧州の戦闘機は飛行機じゃない、ピョンと飛び上がってすぐに着陸するバッタだ」
    といった主旨のセリフがあったのが今でも印象に残ってます(笑)
    また別の作品(これも書籍)だったかとおもいますが、
    「渡洋攻撃主体の太平洋戦線は一度墜ちたら終わり、
    陸地が近く何度も脱出帰還して再出撃できる欧州戦線とは
    エースの価値が違う」
    というのもありましたが、
    これは日米で兵員救出の意識に違いがあるので
    主に日本側の価値観っぽいですね。
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