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劉備が運良く生き残った事について

いつもご愛読ありがとうございます
早速ですが《第五十九話ドン底》でいただいた指摘のコメントに対して"詭弁"をさせていただきます

なぜ自分で詭弁と言うのか、それは確かに僕は劉備が好きで彼をもう少し生きながらえたからです。

そしてそれは合理かどうかはこれから説明します。

状況や地形にもよりますが、古来より両軍が対峙する時は大体互いに三十里離れて本陣を築きます、三国時期の一里は約415~421メートルで、三十里なら14〜15kmです

馬の最大速度は70km/hで劉備ら騎兵は時速60kmと考えます、15分ぐらいで曹営に着きます

しかし取り残された歩兵部隊は徒歩ですので時速3kmで考えます。
つまり劉備、関羽、張飛ら騎兵部隊が曹営についた頃は歩兵部隊はまだ15分しか歩いてません
劉備が曹営に着いて早々逃げ帰って来ても30分歩いたことになります、多く見積もっても精々2km強くらいですね。

そして曹家八将軍の待ち伏せに遭遇しますがこれは左右の挟撃、つまり徐州兵もまた左右に別れます。左右に別れた徐州兵の間にできた道を劉備は徐州兵を押し退けながら跳ね橋までの2kmを走り抜けました。お互い二万前後の兵殺し合っても1時間2時間では終わりません、1時間あれば徒歩だとしても2kmは歩けますね。実際半分の兵も生き残ったのですから。

平野での挟撃で一網打尽はとても難しい事で、基本的に一網打尽を狙うなら左右挟撃じゃなく袋の陣か山間道での待ち伏せを使います。
徐州兵の背後に彭城がありますので袋の陣はまず無理です
そして郭嘉も典黙も曹操も打ち合わせする時にこの事について触れています。(第五十話をご参照ください)

そして曹営では関羽と張飛、そして丹陽鉄騎もいるのに劉備をいきなり殺すのはそれこそ不合理だと思いました。

以上僕の詭弁でした、コメントに返信していない理由は、返信欄にこの長文が入るかどうかが心配でしたからです。

そして仮にご指摘でもコメント頂いたことは大変嬉しく思います!
なんかこう、"読んでもらえたんだな"って気持ちになります!

もちろんこれからストーリーの便利上、読者さん全員が納得するのは難しく、そうじゃない場合も数多く出て来ますが
どうか温かい目もしくは生温かい目で見守ってやってください。
これはタダのとある中国人の妄想ですから

長くなりましたが最後に引き続き応援よろしくお願いします!

草草不一

3件のコメント

  • るしあんさんへ
    三国志のゲームですら"脱兎"という専用スキルがあるくらい逃げ足が取り柄ですね( ´∀`)ハハハ
  • ストーリーを考えるのは作者様ですから、登場人物の生き死にもストーリーの必然からそうしている筈です。
    多少強引なところがあってもストーリーとして面白ければそれでよしだと思います。
    ご都合主義万歳ですヨ。
  • 夢想さんへ

    いつもコメントありがとうございます!
    とても前向きの気持ちになれます!妄想を続ける動力になります!
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