どうもバーンです。
「私のお兄ちゃんが異世界でいっちばん強いんだから!」の最新話を更新しました。
今回は、遂にシンの初陣が描かれました。
シンが初めて戦う相手がフェリノートを蝕んでいた毒素の具現化であるというのがまた…。
さて、今回出てきたラグニアですが、なんか本編を見ているとあんまり強くなさそうな印象。
ですが、違います。シンがバフを爆盛りにされていた+土壇場ゆえの奇想天外な点火の応用が凄すぎるのと、単純に舐めプしたらそのまま負けたという不遇過ぎる理由であまり強くなさそうな小物感のある印象に。
まぁ、主人公の初戦闘の相手としては妥当でしょう。
改めて見ると、点火(イグナイテッド)ってめっちゃ強い魔術なんじゃね?と思われるかもしれないので補足しておきますと、これはあくまで基礎であって、応用次第ではどの魔術も最強になり得ます。
シンの場合、転生者であるからこそ、前世で見たヒーローもののような技に繋げたのです。
それに、炎を刃に纏わせるのは異世界的には結構ザラですが、炎の翼は本編でも言っていたように、やろうと思えばぶっちゃけ誰でも出来るけど普通の人がやったら大火傷しますからね。あれはシンがバフを受けていたから出来たのです。
…さて、こんな風に炎属性の基礎魔術“イグナイテッド”を応用しまくって戦ったシンが、どうして後に炎が苦手(※第1話参照)になってしまったのでしょうか?
さて話は変わり、今回は裏話をちゃんとしていきますよっと。
実は今回、本来ラグニアとの戦闘は無く、シンが毒素の活性化をフェリノートが一人で耐えて我慢していた事を知る、といったいわゆる日常回の予定でした。
しかし、なんだか書いていてイマイチ物語が進んでいる気がせず、そろそろ一歩踏み出そうと思い、後々書く予定だった展開を早めて今回やりました。
まぁ、物語が進んでいる気がしない、というのはぶっちゃけそれでも良いという人もいるのかもしれませんが…何せジャンルにスローライフってつけてる訳だし。
ですがやっぱり、個人的に後々のやりたい展開や伏線回収などもしっかりやっていきたいのです。
まぁ少なくとも“シンがラグニアを倒した”事によってどんどん物語が加速していきますので、是非楽しんでもらえたらと思います。
「第14話 ほむら」はこちらから↓
https://kakuyomu.jp/works/16816927861556163273/episodes/16817139555053624273