こちらこそいつも丁寧なコメントありがとうございます。
励まされますし、大いに力をいただけています。
ギフトも毎月となると大変かと思いますが、ご厚意を力に変え、これからも精進していきたいと思います。
心から感謝を。
皇帝陛下とのやり取りはお互いの関係性があってこそなのもありますね。
近すぎても遠すぎてもあの会話は成立しないのかなと思います。
皇帝陛下としては最初からヴァニタスくんを責めるつもりはなく、寧ろよくやったというスタンスなのですが、阿呆な貴族の発言が丁度出てきたので、それを機にラゼリアとの関係性を問い質したようです。
まあハウスベルク伯爵が余計なことを言わずともあの流れにはなったでしょうが、やはり本題は愛娘と混浴し、奴隷へと誘った責任をどう取るのか。
この辺りはラゼリアの影の護衛であるシスカの報告から判明していることなのですが、場合によってはラゼリアとの婚約話(おい、男なら責任取るよな)をやるつもりだったようです。
ですが、結果はあの通り。
皇族一人のために国落としをすると啖呵を切ったヴァニタスくんには皇帝陛下も流石に驚いたようです。
また裏の目的であるジオニス神聖王国への戦争誘発ですが、これはヴァニタスくんからの無言の圧力であり、賢明な皇帝陛下ならわかりますよね、という覚悟を問うメッセージでもあります。
この辺り皇族への不敬を解消しつつ、帝国に邪魔な小国を落として、さらには無為混沌の結社というヴァニタスくんにとって目障りな相手への攻めの布石を打つという一石三鳥なお話でした。
また、やり取りの最後の方に出てきた三つの願いですが、内容こそほとんど明かされていませんが、その一つはある土地に関わることです。
これは結構ヒントが出ていた場所なので、もしかしたら読者様の中でも予想がつくかもしれませんが、皇帝陛下としては本当にそこが欲しいのか? という感じになりますね。
論功行賞では皇帝陛下も土地は要らないだろうと予想していただけに、疑問に思ったはずです。
ですが、ヴァニタスくんとしては前々からいずれ手に入れられる機会があれば公式な形で手に入れるつもりでした。
まあ皇帝直轄地でもないので、皇帝陛下には交渉する許可をくれ、的な軽いお願いなのですが、それ含め願いの内容は徐々に明らかになる予定です。
アシュバーン先生ですが、宰相アウグストははぐらかしてましたが、あっちはあっちでおかしなことになってますので、閑話みたいな形で描写出来ればいいのですが……問題はどこに入れ込むかですね。
でも本当におかしなことになってますので、ここも是非書きたい……!
公国攻略にはまだ少々帝国でやることがあるのでそれが終わってからですね。
ご指摘の通り公国では一国を落とすとなるので少しお話は長くなるかもです。
あそこはあそこで独自の戦力がありますしね。
リーズリーネもようやくヴァニタスくんと会えましたが今後はどうなるか。
実は半ば勢いで彼女のパートを書き始めてしまったので、結末は私にもわかりません。
ヴァニタスくんの答え方次第とリーズリーネの押し具合によるかな、とも思うのですが……。
いつも応援ありがとうございます。
体調はまだちょっと本調子ではありませんが、なんとか頑張っていきたいと思います。
これからも拙作を何卒よろしくお願いします。