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梅雨が明け始めましたが

新しい小説を投稿しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886289293/episodes/1177354054886289299
この夏に踏み込みそうな時期に雨をモチーフにした小説を上げました!
……いつも季節感を出そうとするとワンテンポ遅くなるんです( 一一)

これを書いたのはスマートフォンが普及しはじめた頃になります。ずいぶんと前ですが、今やネットがあればだれとでも繋がれる世の中になりました。

今の世のひととの繋がりって、不特定多数に向けた発言が誰かに聞こえるような環境だと思うんですね。

私たちはいったい誰に向けて声を発しているのだろう?

そんな疑問を抱くことがあります。

私は雨の日に傘を差すのが好きなんですよね。路面に当たる雨音を聞きながら、切り離されたような感覚を覚えて落ち着くんですよね。
密に張り巡らされたコミュニケーションからすこし離れられて、一息つけるような。

今やみんな、まるで宝石箱を眺めるように、誰もが目の前の端末の中の世界に夢中です。それが身の回りで起こっていることに無関心になりはじめてしまっているような気がして。

現代は、誰かがすぐそばにいるような感覚の中で私たちは過ごしているんじゃないだろうか。
それは、幽霊に取り憑かれたような状態なのではないだろうか。

そう思ったことが書き始めた発端ですね。

久しぶりな投稿になりますが、最後までお読みくださると幸いです。

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