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「やまいのことわり ~気分は基礎医学~」ジャンル変更のお知らせ

 いつも投稿作品をご愛読頂きありがとうございます。

 今回は連載中の長編小説「やまいのことわり ~気分は基礎医学~」のジャンル変更につきまして、読者の皆様にご連絡と理由の説明をさせて頂きたく近況ノートを投稿致しました。


 2020年1月17日より「カクヨム」上で連載を開始し、現在は「小説家になろう」「ノベルアップ+」にも投稿を続けている「やまいのことわり」ですが、連載開始から現在に至るまで、作品のジャンルは「現代ドラマ」あるいは「ヒューマンドラマ」としていました。

 「やまいのことわり」の作品としてのコンセプトは「非常にラノベ感の強い医学生小説を書く」というもので、本作は「現代医学生の日常生活を描く現代ドラマ」と「医学生の恋愛模様を描く恋愛小説」という2つの軸で成り立っています。


 連載開始当初は主人公が恋愛に絡まないエピソードが続き、「医学生の恋愛模様で話を組み立てつつ現代医学生の日常生活を描写する小説」という側面が強かったのですが、作品自体が数十万字を超える大長編となり、当初の予定になかったキャラクターや展開が増えていくに伴い、現在では「現代医学生の日常生活で話を組み立てつつ医学生の恋愛模様を描写する小説」という側面が強くなっています。

 これには様々な理由がありますが、一つには私自身がまだ学生の身であり、医学研究や医学の学習といった医学部医学科特有のテーマを小説に落とし込めるだけの知識が十分に身についていないことが挙げられます。

 基礎医学の中でも私自身の専門から離れた生化学、生理学、薬理学といった分野については特に研究に関する知識が乏しく、これらの教室が舞台となる章では医学生の恋愛模様を主軸にしないと話を成立させられなかったという事情も作風の変化に拍車をかけました。


 2021年4月13日現在、作品は全12章(プロローグ・エピローグ除く)のうち8章まで終了し物語は終盤戦に近づきつつありますが、今後の展開では現在よりもさらに恋愛小説としての側面が強くなるため、連載開始当初に設定した「現代ドラマ」あるいは「ヒューマンドラマ」というジャンルが作品の内容にそぐわない状態となっています。

 これに伴い、本日より作品のジャンルを「現代ドラマ」から「ラブコメ」に変更させて頂きます。

 カクヨムでは「恋愛」と「ラブコメ」のジャンルが分かれていますが、公式ヘルプセンターの説明によるとカクヨムにおける「ラブコメ」の定義は「主として男性が主人公の恋愛を中心テーマとして描かれた作品」とされておりますので、これに従い「ラブコメ」を選択致しました。


 ジャンルは変更となりますが、あくまで連載の長期化に伴う作風の変化への対応であり、「やまいのことわり」はこれまでと変わらず週1回のペースで更新を続けて参ります。

 クライマックスに向けて、引き続き医学生たちの恋愛模様を見守って頂ければ幸いに存じます。


 輪島ライ

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