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「気分は基礎医学」キャラクター名鑑(第一部前半)

※「プロローグ」から「2019年5月 生理学基本コース」までに登場した名前のあるキャラクターの一覧です。顔見せだけのメインキャラクターは別項で扱います。
※「プロローグ」から「2019年8月 病理学基本コース」までのネタバレを含むため本編未読の方はご注意ください。
※キャラクターのプロフィールは作中における2019年度のものです(年齢は2019年度終了時点)。


 白神塔也(しらかみ とうや)
 イメージCV:下野紘
 概要:本作の主人公。畿内医科大学医学部医学科2回生。22歳(二浪)。愛媛県松山市出身で出身高校は松山第一高校(愛媛県松山市・公立高校)。部活は剣道部(1回生の終わりに自主退部)→文芸研究会(2回生途中から)。皮膚科開業医の父親と勤務薬剤師の母親の間に生まれ、二浪を経て畿内医科大学医学部医学科に一般入試で入学するが1回生の後半に父親が急性心筋梗塞で急逝。父親が過去に愛人の事業の連帯保証人になっていたことにより死後に判明した借金のため学費不足で退学の危機に陥り、残り約2500万円の学費を工面するため深く考えずに「研究医養成コース」に転入する。その後は理子、剖良、化奈、恵理、龍之介、微人といった研究医養成コースの医学生たちから基礎医学研究の指導を受けるようになり、研究医としての自らの進路を考えていく。
 一言:筆者がイメージするところの「都市部にある私立医大の一般的な医学生」を体現した主人公。あまり思い入れがないです。


 山井理子(やまい りこ)
 イメージCV:堀江由衣
 概要:本作のメインヒロイン。通称ヤミ子。畿内医科大学医学部医学科3回生。22歳(一浪)。兵庫県西宮市出身で出身高校は飛燕高校(兵庫県宝塚市・私立幼小中高一貫校・共学)。部活は写真部と演劇部。地元の公立病院で働く消化器内科医の父親と美容師の母親の間に生まれ、公立中学校から高校受験を経て飛燕高校に入学する。その後は大学受験で一浪し、大手予備校である春台予備校の神戸校で剖良と知り合い親友になる。受験生の頃から病理学研究者を志望していたため畿内医科大学医学部医学科に研究医養成コース入試で入学し、当初の予定通り病理学教室に所属して学生研究を続けている。お互い1回生であった2017年12月に親友である剖良から告白されたものの性的指向の不一致を理由にはっきりと断り、その後2019年8月に写真部の後輩であった柳沢から交際を申し込まれ受け入れる。病理学教室では動物実験を中心とした研究を行っており、研究全体のテーマは腎臓腫瘍。
 一言:コンセプトは「現実の医学部医学科にもいそうな感じの美人女子医学生」「魔性の女」「隠れ巨乳」。第一部ではメインヒロインにも関わらずヒロインの中で最も地味なキャラクターでしたが第二部から強い個性を発揮するようになりました。余談ですが私が書く長編小説のメインヒロインは原則としてCV:堀江由衣のイメージで書いています。


 解川剖良(ときがわ さくら)
 イメージCV:松来未祐
 概要:本作のサブヒロインの一人。通称さっちゃん。畿内医科大学医学部医学科3回生。22歳(一浪)。兵庫県神戸市出身で出身高校は神戸昇学院高校(兵庫県神戸市・私立中高大一貫校・女子校)。部活は弓道部。地元で呼吸器内科のクリニックを開業している医師の両親の間に生まれ、中高一貫の神戸昇学院高校を卒業したが大学受験で一浪する(兵庫県内唯一の私立医大である西宮医科大学の医学部医学科には合格していたが入学を辞退)。浪人中に春台予備校の神戸校で出会った理子に一目惚れし、理子と同じ大学に行きたいという思いから合格確実と思われていた兵庫県内の国立大学の神山大学医学部医学科の入試で白紙答案を提出して一般入試で畿内医科大学医学部医学科に入学する。理子と一緒に大学に残るため1回生の途中で研究医養成コースに転入し、その後紆余曲折あって理子に告白するが性的指向の不一致を理由に断られ現在は元通り親友同士として関係を続けている。しかし3回生になった今でも理子への思いを捨てきれておらず、自らの叶わぬ恋心に悩んでいる。研究医養成コース生としては解剖学教室に所属しており、呼吸器の組織学と発生学について主に研究している。
 一言:コンセプトは「クーデレ」「百合っ娘」。理子と並んで最初に思いついたキャラクターの一人で、本作自体がTVアニメ版『這いよれ! ニャル子さん』にインスパイアされて書き始めた作品のため同作のサブヒロインのクトゥグア(クー子)に大きく影響を受けています。部活が弓道部なのは何となく美人・イケメンが多そうだからというだけの理由です。


 佐川(さがわ)
 概要:畿内医科大学医学部解剖学教室講師。39歳。若々しくやる気に溢れた男性教員であり学生からの人気も高い。
 一言:現代日本の医学部医学科の基礎医学系教室では医師免許を持っていない教員も多く、特に私立医大では教授や准教授以外は医師でない場合が多いです。作中に登場する基礎医学教室の教授は全員医師ですがそれ以外の基礎医学教員は特に説明がない限り医師免許を持っていません(実際の大学の医学部医学科に研究医養成コースが設置されているのは研究医=医師免許を持っている基礎医学研究者を増やしたいという目的の場合がほとんどです)。


 桜木(さくらぎ)
 概要:畿内医科大学医学部医学科3回生。2019年度からの剣道部の主将であり、部費を払えなくなったため自主退部することになった塔也と面談して退部を承認する。真面目な性格かつカリスマ性があり人望に厚い。
 一言:塔也が剣道部を自主退部するシーンのためだけに登場させたキャラクターでしたが理子・剖良・龍之介・微人の同級生である医学生キャラクターが他にほとんどいなかったためかなり後の研修医編で再登場しました。


 柳沢雅人(やなざわ まさと)
 概要:畿内医科大学医学部医学科2回生。22歳(二浪)。兵庫県川西市出身で出身高校は川西緑山高校(兵庫県川西市・公立高校)。部活は弓道部(2回生の初めに諸事情で退部)と写真部。地元で一般内科を開業している医師の父親と歯科医院を開業している歯科医師の母親の間に生まれ、大学受験では医学部医学科を目指したが成績が思うように向上せず二浪目の大学受験では広島県内の国立大学の歯学部歯学科を第一志望にする。しかし記念受験で受けた畿内医科大学医学部医学科に思わぬ合格を果たし医学生となる。大学入学後は新歓飲み会で剖良に一目惚れして弓道部に入部し、1回生の終わりに交際を申し込むが冷酷に拒絶されそのショックから弓道部を自主退部する。その後は写真部の先輩だった理子に思いを寄せるようになり、2019年8月に交際を申し込んで正式に恋人となる。有名シンガーソングライターの真田雅敏(さなだ まさとし)の大ファンであるという点で理子と趣味が共通しており、雅人という名前は両親も真田雅敏の大ファンであったことから名付けられた。
 一言:コンセプトは「医学部医学科における非リア充」のつもりでしたが客観的に見れば十分リア充だと思います。当初は剖良に振られるシーンのためだけに登場させたキャラクターでしたがその後の展開の関係で理子と付き合うようになり、本編完結まで重要な役割を担うキャラクターになりました。キャラクター像は自分自身の学生時代の複数の男友達をミックスさせています。


 紀伊隆(きい たかし)
 概要:畿内医科大学医学部病理学教室教授。越前大学(福井県・国立大学)出身。畿内医科大学医学部病理学教室の教授と畿内医科大学附属病院病理診断科の教授を兼任する。江戸時代の侍のちょんまげを解いたような独特のヘアスタイルの巨漢。全体的にノリの良い性格で駅前で演説している動物愛護団体の職員をからかうのが趣味。病理学教室所属でない学生も参加する抄読会(集まって英語論文を読み解くイベント)を定期的に開催している。学生研究員の教育方針は実務重視のスパルタ系。
 一言:作中に登場する基礎医学教室の教授の名前は私が最も尊敬する小説家である山崎豊子先生の長編小説の主人公に由来しています。紀伊の名前は『不毛地帯』の主人公に由来。


 俵大輔(たわら だいすけ)
 概要:畿内医科大学医学部解剖学教室教授。畿内医科大学(大阪府・私立大学)出身。基礎医学教室の教授陣では最も高齢(61歳)であるためあまり学生の前には姿を見せない。
 一言:名前は山崎豊子作品『華麗なる一族』の主人公に由来しています。


 林庄一郎(はやし しょういちろう)
 概要:畿内医科大学医学部医学科2回生。22歳(二浪)。高知県高知市出身で出身高校は高知大手高校(高知県高知市・公立高校)。部活はラグビー部。二浪かつ四国の公立高校出身という共通点から大学入学時より塔也と仲が良い。高校生の頃からラグビー部に所属していて現在もラグビー部のエースとして活躍しており、真面目な性格のため学生・教員問わずあらゆる関係者から人気が高い。畿内医大と同じく皆月市内にキャンパスがある私立総合大学である関可大学の文学部2回生の彼女(ミーちゃん)がいる。妹は2019年度に高校受験を控えている。
 概要:コンセプトは「医学部医学科におけるリア充」で実際の医学部医学科のラグビー部にもこのような人物は多いです。塔也の唯一無二の親友で、当初は出番が多くなる予定でしたが学生研究や研究医生の恋愛模様には全く関与しないキャラクターのため結果的には影が薄くなりました。完璧すぎるキャラクターは動かしにくいという現象の一例です。


 生島化奈(いくしま かな)
 イメージCV:花澤香菜
 概要:本作のサブヒロインの一人。通称カナやん。畿内医科大学医学部医学科2回生。20歳(現役)。大阪府大阪市天王寺区出身で出身高校は神宮寺高校(大阪府大阪市天王寺区・私立中高一貫校・女子校)。部活は陸上部(短距離走)。近畿圏内でたこ焼きチェーン店「たこ焼き本舗メガドン」、お好み焼きチェーン店「コテ輝(かがやき)」、たいやきチェーン店「たいやき本舗シモン」といった多数の系列企業を展開する株式会社ホリデーパッチンの社長令嬢。中高時代から会社経営よりも理系の学問に興味があり、医師免許を取得しつつ理系の研究を行える点に魅力を感じて畿内医科大学医学部医学科に研究医養成コース入試で入学した。実家は2歳下の従弟である生島珠樹が継承することになっているがとある事情から珠樹との関係に悩んでおり、珠樹の問題を解決するため塔也を実家に招く。その際に起きたイベントも含めた1か月の付き合いで塔也に異性として思いを寄せるようになる。研究医養成コース生としては生化学教室に所属しており、酵素反応を主な研究テーマとしている。
 一言:コンセプトは「関西弁」「いとこ間恋愛」「貧乳」。大阪府北摂地域を舞台とする本作の大阪要素を一手に引き受けるキャラクターで、メインキャラクターで関西弁で話す唯一の人物です。個人的に愛着のあるテーマであるいとこ婚を描写するために従弟である生島珠樹との交流を話の主軸としました。


 成宮亮二(なるみや りょうじ)
 概要:畿内医科大学医学部生化学教室教授。畿内医科大学(大阪府・私立大学)出身。57歳だがマラソンを趣味としているため若々しく、ジャーナリズムにも強い関心を持っているため塔也に「批判的情報処理」「事実と意見の区別」といった基礎医学研究で大いに重要となる考え方について熱心に教える。
 一言:名前は山崎豊子作品『運命の人』の主人公に由来しており、ジャーナリズムに詳しいという設定も同様です。


 山形有紗(やまがた ありさ)
 イメージCV:大坪由佳
 概要:畿内医科大学医学部医学科2回生。23歳(再受験)。静岡県浜松市出身。部活はサッカー部(マネージャー)。京都府内の私立薬科大学から畿内医大を再受験して入学しており、静岡県出身で大学は大阪府内、下宿は京都府内で名前は山形というのが売り。恋愛に関する噂には目がなく、同級生の恋愛に関する話題を常に追い求めているが自分自身は彼氏がいない。
 一言:ヒロインではない主人公の同級生の女子医学生キャラクターが他にあまりいないため比較的出番は多いです。彼女を主役としたスピンオフ小説を書く予定でしたがコロナ禍の長期化に伴い構想していた展開が成立しなくなり見送りとなっています。


 渡部(わたなべ)
 概要:畿内医科大学医学部医学科5回生。東洋医学研究会の先代主将で、塔也が現主将の薬師寺龍之介に誘われて参加した新歓お茶会にも参加していた。


 伊藤(いとう)
 概要:畿内医科大学医学部医学科1回生。東洋医学研究会の新歓お茶会に参加した男子学生で、その後東医研に入部した。


 橋本(はしもと)
 概要:畿内医科大学医学部医学科1回生。東洋医学研究会の新歓お茶会に参加した女子学生で、その後東医研に入部した。


 生島大化(いくしま たいか)
 概要:株式会社ホリデーパッチンの代表取締役社長で化奈の父親。愛妻家で妻の奈々美とはお互い50代になった今も仲睦まじい。甥(弟の長男)である珠樹には好感を持っているが珠樹と化奈との交際には反対している。


 生島奈々美(いくしま ななみ)
 概要:株式会社ホリデーパッチンの理事の一人で化奈の母親。夫である大化と同様に珠樹と化奈との交際には反対している。


 広崎円香(ひろさき まどか)
 概要:株式会社ホリデーパッチンの社長秘書。妙齢の美女で社長秘書として会社を支える。
 一言:ほぼ1シーンしか出てこないキャラクターにも関わらずなぜかフルネームを設定していました。後々登場させるつもりがあったようです。


 生島大宝(いくしま たいほう)
 概要:株式会社ホリデーパッチンの理事兼副社長で珠樹の父親。社長である生島大化の弟であり化奈から見れば叔父。100kgを超える体重の巨漢で長男である珠樹にはあまり似ていない。生島一族の中で珠樹と化奈との交際を肯定している数少ない人物。


 生島珠樹(いくしま たまき)
 イメージCV:島崎信長
 概要:大阪月光学院高校(大阪府大阪市天王寺区・私立中高一貫校・男子校)の3年生。18歳。部活は剣道部。化奈の2歳下の従弟であり化奈とは生まれたばかりの頃から家族ぐるみで交流があった。同じ私立小学校に通っていた化奈とは実の姉弟のように育ったが中学生の頃から従姉である化奈を異性として意識するようになり、化奈が畿内医大に合格した後に交際を申し込むがいとこ同士の恋愛を現実的に考えられないという理由から拒絶される。それでも化奈への恋心を振り切れず、父親を除いたあらゆる親戚に反対されながら畿内医科大学の医学部医学科への進学を目指している。しかし学力が志望校に全く追いついておらず、化奈が彼氏のふりをさせるために親戚の集まりに招待した塔也に受験勉強について本気で相談する。その後はとあるきっかけから化奈の恋人として相応しいのは自分ではなく塔也だと考えるようになるが、当初の目標であった畿内医科大学医学部医学科への進学については考えを変えずに真剣に受験勉強に取り組むようになる。
 一言:本編でほぼ唯一の医学部受験生キャラクターで、珠樹が登場するエピソードには筆者自身の医学部受験経験が反映された展開が多いです。


 壬生川恵理(にゅうがわ えり)
 イメージCV:伊藤静
 概要:本作のサブヒロインの一人。通称ファンネル(理子しか使っていないあだ名)。畿内医科大学医学部医学科2回生。22歳(二浪)。大阪府枚方市出身で出身高校は立志社女子高校(京都府京都市上京区・私立幼小中高大一貫校・女子校)。部活は女子バスケットボール部。父親は大手予備校である海内塾の数学講師で母親はピアノ教室の講師。畿内医科大学医学部医学科で他に並ぶ者がいないほどのグラマーな美女で、いかにもゴージャスなお嬢様のため男子学生からの人気が飛び抜けて高い。趣味はカラオケで熱狂的なまでにカラオケボックスに通っている。塔也は全く覚えていなかったが実は塔也と松山市立第一中学校で同級生であり、当時は裕福な開業医の息子で剣道部のエースだった塔也に思いを寄せていた。父親が大学の数学科の教員から予備校講師に転職したため中学校卒業時に愛媛県松山市から大阪府枚方市に転居し、その後二浪を経て畿内医大に入学した際に図らずも塔也と再会することとなった。ゴージャスなお嬢様というイメージを払拭したいという理由と塔也と再び親しくなりたいという思いから研究医養成コースの研修をきっかけに塔也に急接近するが、紆余曲折あり一時は塔也と距離を置く。しかしとあるアクシデントをきっかけに塔也と真っすぐに向き合えるようになり、異性の友達としての交流を経て2019年8月から正式に塔也と交際するようになる。
 一言:コンセプトは「現実の医学部医学科には絶対いなさそうな感じの美人女子医学生」「お嬢様」「ツンデレ」「巨乳」。作者のお嬢様萌えとツンデレ萌えという性癖を濃度120%でぶち込んだヒロインで、サブヒロインですが主人公の恋人という意味では彼女もメインヒロインです(主人公の塔也とメインヒロインの理子は恋仲にはならないという展開は連載当初から決めていました)。「トラブルメーカーを装ったトラブル解決役」という立ち位置なので作劇上も使いやすいキャラクターです。


 天地賢人(あまち けんと)
 概要:畿内医科大学医学部生理学教室教授。東京大学(東京都・国立大学)出身。のんびりした性格をしているが畿内医大では数少ない東大卒の教授であり、研究・教育をはじめとしたあらゆる面で恐ろしい実力を誇る。畿内医大の生理学教室教授に着任する前は世界的に有名なアメリカの医学研究所で所長を務めていた。
 一言:名前は山崎豊子作品『二つの祖国』の主人公に由来しており、海外での研究者としての経歴が長いという裏設定も同様です。畿内医科大学をはじめとする作中に登場する大学はいずれも名前を(モデルとなった大学に由来する)仮名としていますが東京大学と京都大学だけは改変が難しいためそのままにしています。


 滝藤(たきとう)
 概要:畿内医科大学医学部医学科1回生。恵理の女子バスケットボール部の後輩であり、高校時代からバスケをやっていたため入学後早期(2019年4月)に女子バスケ部に入部した。かなりの小柄で性格はいわゆるお調子者。
 一言:恵理の部活描写のためだけに登場させた単発キャラでしたがその後も何回か再登場しました。


 芦原(あしはら)
 概要:畿内医科大学医学部医学科2回生。陸上部員で化奈の親友。医学生にしては文系気質の女子であり趣味はティーンズラブ小説を読むこと。
 一言:実は眼鏡っ娘という設定です。


 金森(かなもり)
 概要:畿内医科大学医学部医学科4回生。恵理の女子バスケットボール部の先輩。後輩に対して非常に面倒見のよい性格だが酒癖が悪いという欠点がある。
 一言:滝藤と同様に単発キャラの予定でしたがその後も何回か再登場しました。


 三木村(みきむら)
 概要:畿内医科大学医学部生理学教室講師。研究発表の指導力に優れる。


 瀬口(せぐち)
 概要:畿内医科大学の系列校である畿内薬科大学の女子大学院生。畿内薬大の生化学教室に所属しており、その縁で畿内医大の生化学実習に外部講師(実習指導教員)として参加することがある。元々医学部医学科を志望していたが二浪しても合格できず薬学部に進学したという過去があり、実家の資産の関係で私立医大を受験できなかったため特に私立医大の医学生を憎悪しており実習中に男子医学生を中心にハラスメントを行っている。
 一言:描写に解像度が高めのキャラクターですが私自身はこのような人物に在学中に出会ったことはなく、役職以外は完全に架空のキャラクターです(「系列校から来ている大学院生かつ実習指導教員の先生」には実際にお会いしたことがありますがとても親切で優しい方でした)。


 進藤美佳(しんどう みか)
 概要:畿内医科大学医学部医学科2回生。女子バスケットボール部員で恵理の親友。
 一言:フルネームが設定された女子バスケ部員かつ恵理の親友にも関わらず初登場時以降はほぼ登場しませんでした。作者に存在を忘れられていたキャラクターの一人です。

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