皆さんこんばんは暗井です。
今日も好きなことを書こうと思ったのですが、ツイッターやってて気になったニュースがあったので、それについて話したいなと思います。
そのニュースというのは
「貧困層が液状化のように」都心の公園、20分で消えた弁当400食
という朝日新聞のニュースです。
9月の下旬に池袋サンシャインシティ傍にある、東池袋中央公園で炊き出しが行われたみたいでその時の様子が記事になっています。
その炊き出しの内容は無料のお弁当。それをもらうために長蛇の列ができたそうです。その数416人。
いまいちこの400という数字が、僕は多いのかとピンと来なかったのですが、記者によるとかなり多いそう。
昨年の春頃から、日本をはじめ世界中で今なお蔓延し続けるコロナウィルス。昨年から影響はあったものの、炊き出しに来る人数は多くて200人ほどだったそうです。ですが今年に入ってその数は急増300人に増え、ついに今回、3回目の炊き出しで400人を超えたそうです。
たしかに、これを聞くと最初の倍になったわけだから多いなと僕も思いました。
また、リーマンショック後以来の多さという言葉も綴られていて、ことの深刻さが表れていました。
列に並ぶ人にインタビューもしているんですが、ある男性は奥さんと2人で並んでいて、コロナの影響で仕事が激減どころか失職。並ぶのが恥ずかしい気持ちもあるけど実際、この炊き出しの場はありがたいと語っていて、このようにコロナの影響を直で受けた人の苦しみが文面に出ていました。
他にも、仕事が見つからない人や、専業主婦だったけどとある理由で路頭に迷った人。など色んな人がいるみたいで、深く掘り下げてほしい記事でした。
この記事についてリプ欄の中には、地方に行けば(実家戻れば)仕事が余るほどある。とか。蓄えてないのもそれは悪い。政府が金配らないのがおかしい。とか色んな意見がありました。
凄くそれはわかります。仕事については僕も田舎に身を置くものとして、人材不足を耳にします。
選り好みをしなければ、田舎にはいくらでも仕事はあると思います。
でも、帰れない事情や、移ることができない人だっているはずです。
蓄えだって、無限にあるわけじゃないんです。
炊き出しに来る人が増えはじめたのは、今年2021年からって書いてあります。おそらく貯蓄してた金額がつきそうになってきたからだと思います。年始で"尽きそう"なら年末にかけての今の時期には"尽きてる"んです。
ましてや、今の時代。コロナじゃなくても生きてれば金が掛かるんです。満足に生活しながら、いずれ満足できるであろう貯蓄額を貯めるのは難しいことなんですよ。
こんなコロナウィルスなんて、貰い事故じゃないですか。誰も予想出来なかったじゃないですか。
どこにも悪いのなんていないんですよ。状況を悪化させようと思ってないんです。何もかも初めての事だから政府も大変なんです。
そもそも、政策っていうのは今どうこうするっていうのも大事ですが、本来そんなすぐには効果は分からない物だと思います。
「僕が10年後に総理になるより、10年先にもこの国を残す方が重要だ。」
シン・ゴジラの劇中。国を考える主人公、矢口の言葉です。
このように、政策などの考え事は国の今後を見据えて作る物なのに、結果を今出せと野党が騒ぐのも見てて、僕は何クソっと思ってしまいます。
脱線しましたが、僕はこの記事を見て今本当に人の力が試されてるのかなと思いました。
他人と分け合う。互いに慈しむ。気づきあって助け合うことが大切な時代。なのに、メディアやネットの中では毎日互いに攻撃しあってます。政府に対して、少しの贅沢に対して、止まない誹謗中傷。
そんなことがなくなるような世の中を、僕は作って行きたいし、そんな仕事や働きがしたいです。
無職なのにくさくて、恥ずかしいことを書いてしまった。恥ずかしい。
今日も長くなりましたがこの辺で終わります。ありがとうございました。
P.S
あと416人に対して、お弁当は400個だったみたいで、となると貰えなかった人、我慢した人が16人もいたってこと。
と考えると、そんな人たちを金があったら救っていきたいと思ってしまいます。
世界にはもっと大変な国があるよ。たかだか16人、アフリカ、中東見てみなよ。
そう言った気持ちも分かります。そう思った方は僕の中途半端な優しさを笑ってください。