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死にたくて生きたくてについて(あとがき的なもの)

この作品を書き上げるのに10年かかりました。

当時今はなき某携帯小説サイトに投稿していて、自分が創作したとある作品の脇役が絵留美でした。

なぜこんなに時間がかかってしまったのか?

絵留美が受けた事柄が同じ女としてあまりにつらく、何度も挫折したからが一番の理由です。
実際に被害に遭った知人の様子やネットに書き込まれた声を参考にしたり、
保護司について調べたりするのに時間がかかったのもありますが…。
幸いなことに身内に介護福祉士や教員がいたため色々訊くことができましたが、
作中の一部に『それはありえないでしょう』な部分もあったりします。

今読み返すと、十数年前に流行った携帯小説っぽい内容だなと…(しかも私が描くと三流…)

発表するのが遅すぎたような気もしますが、私の中ではこのタイミングがベストでした。

つたない話を最後までお読みいただき、
ありがとうございました。


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