ご無沙汰しております、アヤナミ シュウスイです。
今更ですが、近況ノートの冒頭でいつもカタカナ表記なのは、「綾波宗水」と見た際に、読み方の予想が人それぞれな上、なかなか「シュウスイ」とはならないからこその予防線なのです。
さて、タイトルにもあるように、実は宗旨替え、つまるところヤンデレものと少し距離を置こうかと思っているのです。
処女作、そして代表作、様々な作品で、私はヤンデレという存在を追求してきました。
もともと、性癖的に関心のあった属性ではないため、まさしく運命的な邂逅で、ありがたいことに1万PVを突破している三作品、すべてがヤンデレものであり、また近頃は評論・考察にも挑戦しているなど、綾波宗水とは切っても切れないものだと考えています。
そんな中、あえて比喩的に言えば、「ヤンデレにこちらが見つけられたかのように振る舞っていたはずが、いつしか自分自身がヤンデレになっていた」ことに気が付いたのです。
つまり、ヤンデレの病み具合に伴う異常的な愛情、二人だけの世界、主人公の葛藤など、ヤンデレものの良さが、あまり体感できなくなってきたのです。
これは先に述べたように、ヤンデレを論評したことによる副作用なのでしょう。
カミングアウトでもないですが、私の好きなアニメの特徴は「葛藤」や「代償」です。自分にとっての良作はいつだってどこか辛いものでもありました。
だからこそ、これまでヤンデレと共に歩んでこれたのですが、有り体に言えばマンネリ化なのでしょうか、とにかくこちら側がヤンデレとなり、「当たり前・日常化」してしまったのでしょう。
ですので、今後はヤンデレは長編ではなく、しばらくの間、今投稿している一話完結・ヤンデレ短編集『ヤンデレ女子は健気に生くる』のみとし、違う「葛藤」を模索してみようと思います。
…………そして、今の時点で検討しているジャンルは「男の娘」です!w