連載中の架空TCGライトノベル『デュエリストしかいない乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったのだけれど「カードゲームではよくあること」よね!?』(以下、おとカド)の取材のために始めたデュエル・マスターズですが、すっかりハマってしまいました。
二か月前に三日天下(始めて二週間で限定構築戦で優勝の意)になった私ですが、今回はオリジナル環境の21人参加のガチデュエバトル(競技性重視の店舗大会)で優勝しました。
はい、自慢です。
使用したデッキは最新弾『カイザー・オブ・ハイパードラゴン』で強化された【赤緑ギャラクシー】デッキです。
新弾発売日の店舗大会でも優勝報告がされた気鋭の環境デッキですが、テンプレ構築から色々と変えているので自慢ついでに解説したいと思います。
(デッキレシピは最下段に添付)
・1コスト枠
テンプレ構築だと16枚に抑えられていることが多いですが、デッキの半分にあたる20枚にしています。
《ベイ・B・セガーレ》と《とこしえの超人》については、広く刺さる前者に対してデッキを選ぶが強力な拘束力を発揮する後者という関係になっており、相手を見てマナに埋めるかどうかを選択している感じです。
なぜ1コスト枠を厚くしているかというと「《極楽鳥》を強く使うため」と、後述の大型を引けていないときには1コストをばらまいてビートダウンで一気に攻めることに賭けるためです。
・2コスト枠
メタクリーチャー+《極楽鳥》と《応援妖精エール》です。
テンプレ構築では4投も珍しくない《応援妖精エール》ですが、序盤の1ターンの遅れが響くこのデッキではタップインのマルチカラーをマナに埋める可能性を考慮して2枚に抑えています。
《極楽鳥》に関しては色マナ安定・1コストクリーチャー踏み倒し・ハイパークロー用の攻撃制限を解除するタップ要員・アンブロッカブルのフィニッシャーという一人四役の最強カードになっています。MTGファンとして、かつて1枚数千円で買えなかった《極楽鳥》を4投してブン回すのは超楽しいです。
テンプレ構築との最大の相違点は《冒険妖精ポレキチ》の不採用です。
実際に他の方が使っているときには大型と組み合わせて一気に勝利を掴める強カードなのですが……私の構築の場合はデッキの安定性・再現性のために1コストを中心に組んでいるため、いまいち強く使えていない気がして抜けていきました。
上振れ札、あまり上手く使えていないです。
・大型
コスト踏み倒しで出る大型。こちらはテンプレ通りです。
新弾の《ネオ・アルティメット・ドラゴン》なども含めて枚数調整しながら一人回ししてみたのですが、やはりテンプレが一番のバランスでした。
1コスト中心の構築の場合は、大型を引けていなくても小型のビートダウンで強引に盾を割りながらハイパークローのドローで引き込むプランが取れるので、引けていなくてもそれなりに戦いにはなりました。
今回の優勝に関しては当たったデッキに恵まれた(特に、天敵としている【天門】のような盾からの受けが強いデッキを避けられた)のと、私の右手が光って引きに恵まれたのが最大の要因となります。
要するにビギナーズラックです。フォーチュン・ドローが正義。
今回は良い経験になったので、おとカドの執筆にも活かしていこうと思います。
ちなみに先週は64人規模のCSでベスト16になったのですが、つまりは本選トーナメント初戦負けということなので、恥ずかしくて記事にはしていませんでした。
おとカドの本編でスイスドロー形式の大規模肝試し大会が始まったのはそのためです。
小説は作者の日記じゃねえんだぞ。
ともあれ、自慢に付き合っていただきありがとうございました。
今後ともおとカドをよろしくお願いいたします!
秋野てくと