時刻については、悩みどころでした。元々、ボンヤリした設定はあったのですが、時間表記というのは正確に伝わらないと意味がないので、最初のうちはこちらの時間表記に合わせて書いていたのです。ただ、小説を進めるうちに、どうしてもこちらの表記にしておいたままだと、この先、色々とキツイかなぁ…と思って、『昏の皇子』の世界観に合わせた表記に変更することにしました。
それにともなって、一部のお話の時間表記の訂正、それに伴った多少の文章の修正をしております。ただ、物語自体には、ほぼ影響ありません。一応、変更した話を下記に記しておきます。
第四話「レーゲンブルト領主 ヴァルナル・クランツ」
この話の修正が一番多いです。特にオヅマの台詞が変わりました。
第八話「執事ネストリ」
ほとんど気付かない程度の訂正。
第十六話「マリーの献身」
ヴァルナルの台詞がちょっと変わりました。意味合いはほぼ変わりません。
第三十九話「真夏の参礼」
こちらもほとんど気付かない程度。意味合いはほぼ変わりません。
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作中の表記として「一刻」とありますが、これは十二時辰での「一刻」と同じ尺度じゃありません。
(十二時辰だと一刻=二時間ですが、こちらは一刻=一時間として扱ってます)
詳しくは『昏の皇子設定集』の世界観の中の「時刻・時間」を参照して頂くと、わりとわかりやすいかもしれません。
ただ、物語自体はさほどにガチガチに時間について考えずとも、わかるような内容にしていきたいと思っていますので、(*注釈入れたりね)本当に興味があれば、暇なときにチラと見ていただければな…程度のものです。
長々と失礼しました。