『よって、方相のごとし』
https://kakuyomu.jp/works/16817330662486870314 で主に参考にした書籍と論文です。今回の題材は、これを主題に深く掘っているものが少なく、苦労した思い出。
しかし今回は、文献を活かしきれていない面もあり……まあ、そんなこともあります!
及川祥平「心霊スポット考――現代における怪異譚の実態」アーツアンドクラフツ
廣田律子「鬼の来た道 中国の仮面と祭り」玉川大学出版部
南方熊楠「出口君の『小兒と魔除』を読む」および「邪視について」
清水芳見「邪視研究の動向」民族学研究、四十八巻一号、一九八三
姜竣「イメージとことばの近代」(日本口承文芸協会『口承文芸研究』第二十五号所収・二〇〇二年三月発行)
石垣絵美「疱瘡習俗の諸相」
宮川登「江戸のはやり神」法蔵館文庫
流行神といえばホラーノベルゲームが有名ですが、造語ではなくキチンと存在する概念。流行りから定着する信仰もある。要はアマビエとかですね。
恵方巻きコルネ「方相氏&追儺式ガイドブック_二〇二〇年度版」および「方相氏&追儺式年表_第一版」
非常にお世話になった同人誌(ダウンロード販売あり)です。追儺について、古代中国から年表つきで解説&現代日本の追儺を紹介してくださるありがたい作品! ガチです。