「牛馬の如く働け」
という言い回しがある。
実際に牛馬が働かされていた時代に我々は生きていないので、実際に牛馬がどのようにしばかれて労働させられていたのかは全く定かではないが、それ故に、とにかく急かされて労働している時のことを
「牛馬の如く~」
と我々は表現するし、実際に小説で使うのであれば
「ではつまり、我々に牛馬の如く働けとでも?」
という、負の意味合いが付随する言い回しになるであろう。
ところで、カクヨムがまたキャンペーンを始めている。
曰く、毎日更新でリワード。20日更新でも、いっそ10日でも……とキャンペーンをうっている。
カクヨム公式はきっと
「毎日更新が評価のカギ!」
ぐらいに思ってんだろうが、それが出来たら苦労しないのである。
それはそれとして、3月1日から『アイドル声優だった私が、アイドル声優をやめるまで』の公開を開始した。
これはよりにもよって文乃綴が”女性ウケ”を狙ってすばる文学賞に送り、見事落選を果たした作品ではあるのだが、タイトルを大幅に改変してあざとくして投稿を開始している。
タイトルと中身を見れば、おおよそ何の話をしているのか、オタクだったら多分理解出来ると思うんだが、あれを投稿開始するのをそもそも3月に決めていた……となると、例のキャンペーンのチャンスである。
人は自らに責め苦を課す瞬間があり、ロシア帝政末期に繁茂した宗教マイノリティの一つである去勢派や、或いは鞭身派辺りを彷彿とさせるこの思考方法だが、とにかく3月は書けるだけテキストを書き残していこうと思っている。
今のところ、3月6日までは毎日更新で、そのうち一つは作品論評である。
以後は日曜日に例のアイドル声優の小説が更新されるのだが、あと二十二個のテキストを書かないと毎日更新にはならないのだから……いや、無理だろう!
サポーター限定公開記事は月に一つ。
原則、参考文献の羅列をする記事を書きます。
あとは頑張って3月中に、せめて合計20回ぐらい更新して、Amazonで紅茶代にでもできればよいなと思うので、優しい人は更新を追いかけてみて欲しい。
カクヨム曰く。
「牛馬の如く書けやワナービー」