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三ヶ日怠惰日記

正月というのは非常に良いものである……何せ、食うものに困らない。
普段は食べるものもそうだし、日常的な様々な場面で金銭の不足に悩まされてしまうが、食べ物があるということは食べ物にお金を使わなくてもいいということである。素晴らしい。

この際、おせちが美味しいものか否かという論点はどうでもいい。おせちにスペシャリティなんかなくてもいいし、ローストビーフが入っていてもその量の少なさに悲しむだけだから、面白くなくてもいいのでとにかく食べ物が詰まっていて欲しい。

しかも正月というのは冬であるから、やはりすずしい。
これは何物にもかえがたく、夏の暑さよりも冬の寒さを好む暑がりな私にとっては好ましいことこの上ない。

食事もある。外の店は開いていないので外に出る必要もない。
(余程人間の根本的な生活に関わるでもないならば、大晦日から1月3日までは休むべきだ。これは一種運動としての連帯性を持つ概念であって欲しい)

私の家の人間と言えば、母方は大陸へ伸び、父方は父そのものとの人間関係の問題により帰省もしないし、近所に住んでいる母の妹の家に挨拶しに行くこともないが、これはお年玉を渡すという風習に我が家の家計が耐えられないからであろうという予測も容易にたつ。私だって無理だ。

そんなこんなで、私はこの三日感を食っては読んで読んで読んでたまにカフェインを入れて読んで寝て暮らしている。ついでにクラシックも流す。なんて優雅な!


ソルジャーズ・レビューは年度内完結を目指します。
完結したら色々やりたいこともあります。
あと年度内に一本ぐらい短編小説を出そうと思っています。本当に出るのか。やれんのか。やるやらねえじゃねえやるんだよ。

というわけで。

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