突然なんかレビューを書きまくったんですが、これは以前よりレビューを書こうと思っていた作品に対して、言葉が浮かばないので、こう、自分なりに咀嚼した「九JACK風の物語のあらすじ」を書いたものです。どれもおすすめの作品なので、読んでみてください。
三月はほぼ予定通りに事が進みましたが、四月はどうなることやら。
今日から小説家になろうにて掲載中の「タロット絵師の物語帳」を掲載しています。なろうでは散々語った話なのですが、この話、点滴中とか、利き手のリハビリとか、私が死なない程度に深刻な状態のときに私のところに来てくれた物語です。
私は私の中に存在する第三世界の物語を「書く」という形で皆さんにお伝えしています。
私は私のことが嫌いで、自分の血なんて残したくなくて、結婚も輸血もしないという主義の人間です。死んだ後、自分の肉体的な何かが残っているのって、ぞっとしませんか?
まあ、皆さんはどうあれ、私はぞっとするので、こうして電子の波に揺れては消えていくような物語を紡ぐのです。
私という人間が生きていたことを知ってほしいのではなく、私の中で息づく彼らについて知ってほしくて、私は書いているのだと悟りました。私も彼らのことをもっと知りたいから、筆を執ります。
矛盾が生じることもあるでしょう、見た目の整合性なんて、きっと私の書く作品では取れていないのです。
それでも、人生の中で、彼らを私の中から外の世界へ解放してやりたいのです。それができるのは彼らを内包する私だけですから。
変なことを言うとお思いでしょう?ええ、変なことでしょうとも。
けれどね、彼らは他にどうしようもなく、私の中で生きているんですよ。
彼らが報われてほしい、と祈りながら、私は今日も綴ります。それしか能のない人間ですから。