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『僕らは見つめあうことができない』あとがきっぽいもの

お久しぶりです、那月です。
先ほど最終話を投稿いたしまして、二月より連載をしておりました拙作『ぼくみつ』こと『僕らは見つめあうことができない』、ついに完結を迎えることができました。
(七月中に完結させるとは何だったのか)

もともと『ぼくみつ』は、私の綺麗なものへのちょっとした執着というか、そんなところから出発して、あとは私が日常シーンを書くのがとにかく苦手、ということに関しての練習というか、そういった挑戦も内包しつつ、といった作品です。

改めて見返すと……何というか、私には推理ものなんかは書けないだろうなぁ、というか、そんな作品になってしまってはいるわけですが。

ともあれ、時間こそかかってはしまいましたが、兎に角最後まで書ききることができた、という点については本当に良かったと感じております。
また、拙作に付き合ってくださった方々には、心からの感謝を申し上げます。皆様の応援のおかげで、何とか筆を投げ出すことなく進めることができました。

……さて、折角なので、拙作に関する話を少しだけ。

まず、実はこの小説にはモデルとなった場所が存在します(というか、そうでもしないと書けませんでした)。結構有名な場所ですので、わかる人にはわかるかもしれません(作者の技量不足により伝わらない可能性など大いにありますが)。

次に、作中で扱った『視覚障害』に関することですが……この作品を執筆するにあたって、調べ事などをそれなりに致しましたわけですが……正直、知らなかったこと、知っているつもりだったこと、考えもしなかったことなど、多くの発見がありました。

それについて語るのは本分ではありませんのでここでは控えさせていただきますが、もし拙作を読んでなにかしらの興味がわいた、という方々は是非一度、視覚障害の方々、あるいはその関係者の方々が書かれたエッセイなどを一度ご参照頂ければと思います。

作品については以上となります。
次は、私のことについて。

次回作でお会いしましょう――というのがいつものことなのですが……長編の執筆について、暫くお休みを頂こうかと考えております。
そうして空いた時間につきましては、前作『セピア』の改稿及び次回作の準備に当てさせて頂きたいと思っております。
ですので、以前より予告しておりました『セピア』の非公開化ですが、九月の二十日前後を目途に行わせて頂こうと思います。
またカクヨムの方の更新については、連載物は暫く持たないつもりですが、短編などは筆休めにまた置いていこうかなと思っておりますので、その時は宜しくお願いします。

以上で今回の近況ノートの方を締めさせていただきます。
今回の作品につきましてはまだまだ至らぬ所多数ございましたので、それらも踏まえて次回、また一段成長した姿をお見せできればと思います。

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