鉄血再編とかバカにしてんのか

 アニメ「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ」については、一期の大ファンではあるのですが、二期でずたずたにレイプされた感覚しかありません。

 リアタイしていた感覚で言えば、二期では、AパートとBパートの間のCMにガンプラじゃなくて文房具のCMが展開されていた時点で、物語の運び的にも「腐女子受けを無理矢理狙ってるんじゃないか」と思ってましたが案の定、一期の前半であれほどオパーイ言ってたシノが「BL有り」のキャラクターに成り代わっている当たり、全く不自然で違和感に引っかかって心が話しを前に進ませられない表現が多々ありました。

 その鉄血を、4/5から九話ほどに再編するらしいのですが「もういい加減にしろよバンダイ」という気分でむかむかします。

 あえてのネタバレをすれば、最後は主人公が死んで意識を失うシーンに続いて、「主人公機の首級をあげる」という全く意味のない不愉快なシーンが挟まります。

 そもそも、衛星軌道上からレールガン的な杭飛ばし機で、地上の動目標であるモビルスーツに何発も当てて串刺しにする時点でSFアニメとしてあり得ない状態な訳ですが、ガンダムを好きで見ている視聴者に、主人公の死を突きつけるのは良き展開だとしても、主人公機の首級を掲げて勝利宣言をする必要性は全く無く、制作陣の「俺たちやってやったぜひゃっほー」という自己満足と替わらない、「安全な立ち位置からの掟破り」という茶番で締めくくられる展開が苛立ちを誘います。

 寝た子を起こすなと言う意味で、「鉄血とか視聴者のうんざりに、敢えて手を突っ込んできてんじゃねーよ」と腹立たしく思う次第です。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する