濡れたガードレールに沿い
擦る指先は煤に黒く染まり
複雑に絡み合う路は互いを縛る
問うても答えなど在る筈もなく
その聲は雑踏の中で宙を彷徨う
見慣れた路地裏は真に庭の如く
物陰に蠢き覗くは羨望の表通り
ビルの隙間に陽射しは届かず
標の足跡は重なり掻き消され
薄暗き死角に渦巻く謀り事
擦り減るにせめてもと欲すは
仮初めの温もりと浅き眠り
今日はいつもと趣向を変えてイラストをモチーフに書いてみました。
先日、皆さんに公開しました、サポーター様限定ノートの差替え用イラストを選んでましたら眼に留まったものが在りました。
物語のイメージとかけ離れてる為に「これは無い」と思ったのと同時に、モチーフにして何か書きたいと云った衝動が湧きましたので、本日のネタとした次第です。
名付けるなら「ブラック弥生Ver」と云った所でしょうか?
久し振りにトム ウェイツを聴きながら書いて思ったのは、
パンキッシュですが「バイク乗りに見えなくも無い」
そこからイメージすると映画「イージーライダー」に出て来るデニス ホッパー扮するビリーが乘るドラッグバーのチョッパーなんか乗ってそうかも? と思いました。聴いてましたのが「ステッペンウルフ」では無いのに意味不明ですが……
エイプバーにフィッシュテールの王道チョッパーでは無いのも弥生らしいかも? なんて考えたりもしました。
ピーター フォンダの扮するキャプテンアメリカはチョッパーの代名詞的なカスタムで「イージーライダー」と聞くと最初にイメージされる程だと思います。
リジットフレームにパンヘッドを載せて、長いFフォークを寝かせたネックアングルでセットし、辺りに何もない路を真っ直ぐに疾走するのは圧巻ですね。
現在では考えられない様な低予算で制作された伝説級の映画は、バイク乗り(特にHDオーナー)にとってバイブルとも云えるのでは無いでしょうか?
また何も考えずに記事を書き、カスタムバイクに終始しましてご興味の無い方には退屈でしたね。
大変失礼しました。
弥生の乗るバイクはHDチョッパーでは無いですが、添付イラストの様なファッションで跨る事も在るかも知れません?
「十彩の音を聴いてーPower Switchー」
https://kakuyomu.jp/works/16816927861770345829是非ご覧下さい!
どうぞ素敵な一日をお過ごし下さいね