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連載小説の愚痴と今月の目標について

なんとなく近況ノートを書こうと思う。
と言っても特に書くことがない。
……ので、現在連載中の作品について触れよう。
今、自分は異世界転生モノを書いている。
流行りには大分遅れていることは重々承知だ。
それでも書いてみようと決めた。そして今、若干の後悔がある。
まず、云千云万の異世界作品との差別化をため、和風にしてみた。
と言っても、冒険者を陰陽師に、魔物を妖怪に置き換えただけだ。
これが自分の限界だった。
こんなもの誰でも思いつく。
そう思いながら書き始めた。
そしてすぐに和風異世界が流行らない理由が分かった。
妖怪の中に、スライム的ポジションやゴブリン的ポジションがいないのだ。
だのにドラゴン、魔人クラスはゴロゴロ居やがる。
これには困った。
加えて自分の「妖怪は一体一種類」というイメージがさらに想像の邪魔をする。
異世界ファンタジー風に言うと、牛鬼はその世界に一体しかいないユニークモンスターといった感じだ。
とうぜん、垢嘗めも縊鬼も陰摩羅鬼も、ユニーク。
……自分個人の感覚なのでうまく言えないが、伝わると嬉しい。
実際資料として使っている「日本妖怪大全 水木しげる・画 村上健司・編著」もそんな感じの解説文になっている。
まあ、何が言いたいかと言うと、敵を考えるのがめっちゃ大変ということだ。
大抵の人間が知っている有名な妖怪で、尚且つ、雑魚敵のイメージを持たれやすいものをチョイスしないといけない。
そういう意味では樹木子を主人公の最初の敵にするのは間違いだったし、縊鬼なんてもっての外だった。
しかも水垢嘗めと屍鬼というオリジナル妖怪を入れて、力技で雑魚のイメージを付けようとして……。
これを思いついたときは、イケる気がした。
が、日が経つにつれ不安を覚え、それがどんどん大きくなっている。
本当にこれでよかったのだろうか? 面白いのか? 読者はついて来てくれるだろうか?
と、毎日に考えて、なかなか筆が進まない。
だがしかし『転生したら三両の値札が付いた』は自分が書いてきた連載小説で一番読まれているのは確かだ。
評価もブクマも頂いた。
自分の中では快挙なのだ。
やめるわけにはいかない。
せめて茨木童子戦までは書き切らないと、わざわざ評価やブクマをしてくれた方に申し訳が立たない。
精一杯やろうと思う。

しかし、漠然とした頑張るでは気が滅入る。
そこで今月の目標をここに記しておこうと思う。

1.評価ポイント:20pt (現在12pt(ありがとうございます))
2.ブクマ:5人 (現在3人(本当にありがとうございます))

以上が数値的な目標だ。
他にも、自分の努力のみで達成できるものも設定しておこうと思う。

1.文と文のつながりを意識して書く。
2.場面を正確に描写する。あいまいな表現や文章に逃げて、小説を書いた気にならない。
3.冒頭部分の無駄なシーンを削って、話の展開を早める。

以上を目標にしようと思う。

それでは今月も『転生したら三両の値札が付いた』をよろしくお願いします。

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