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作品タイトルについて

「ノヱル、神を否定しろ」の本編が完結を迎えました。
実はあと1話だけ、週明けに差し込む必要があるためまだ連載中にはしているのですが。
(詐欺っぽくてすみません)

さて。
徒然なるままに書きますが、今回は作品のタイトルについて、です。
というのも、twitterではちまっと言ったのですが、
次回作のタイトルがまだ決まっていないのです。

* * *
ピルグリム迷宮劇場-Pilgrim's Labyrintheatre-
~舞台演劇に魔法足したら最高のエンタメ爆☆誕!~
* * *

うん。改めて見てもダサい。
引きで見るとすげぇダサい、とツイートしましたが、寄りで見てもやっぱダサい。
つけたやつ(私ですが)の気の迷いしか見えない。透けて見えるとかそんなアレじゃない。ヤバい。

さて。

では、これまでにつけたタイトル(公開済みのもののみ)を列挙してみよう。


1)げんとげん
サイト:小説家になろう、カクヨム
ジャンル:現代ファンタジー(なろうではアクション)
内容:魔術がある程度社会に流通している現代日本における、魔術士による異世界攻略から始まり、侵攻してくる異世界を作る“魔女”を排除すべくして結成された組織の一員となってバトりまくる元アイドル女子高生のなんやかんや。

⇒どシンプルかつ、読めば読むほど味の出て来るタイトルになったと思っているので大変気に入っております。


2)殺<アイ>されたいコと愛<コロ>してくれコ
サイト:小説家になろう、カクヨム
ジャンル:現代ドラマ(なろうではヒューマンドラマ)
内容:「げんとげん」スピンオフ、ただし魔術なし。厳密には「げんとげん」の第四章を別作品化した、たぶん違う世界線の物語。元アイドルがアイドルに戻るまでの、白いあのコとの邂逅から始まる奇譚。

⇒これもかなり気に入っているタイトル。無駄に先入観を与えつつも、結局そういうことかと、読んでいただければ納得いただけるんじゃないかと。


3)「ノヱル、神を否定しろ」-Noel, Nie Dieu.-
サイト:小説家になろう、カクヨム
ジャンル:異世界ファンタジー(なろうではハイファンタジー)
内容:人に創られた“ヒトガタ”が“神殺し”として、人を滅ぼそうとする神および神の軍勢(天使や天獣)と戦いながら、人との関わりや絆を得て行く様、ヒトガタではない人達の戦う様を見せつけたと思います。クロスオーバー多め。

⇒「台詞がタイトルだったら面白いんじゃね」って思いながらつけた記憶があります。サブタイのフランス語は苦戦しました。その節はありがとうございました。ぶっちゃけニーアシリーズに感化されてた。


4)どうして勇者は魔王を殺したのか
サイト:ノクターンノベルズ(※更新停止中)
ジャンル:ローファンタジー(R18)
内容:現代日本において、ちょくちょく発生する魔王を討ち倒すべく勇者となった主人公が、デリヘル嬢に恋をしながら魔王を倒す中で、最終的にその恋慕の相手が魔王になったので首を絞めて殺しました、って話。

⇒シンプルながらに内容も何となく判る、それでいながら一石投じてる感のある、好きなタイトルになりました。「てはをか」って略称が最も好き。


5)ヴァーサスリアル-VersusREAL-
サイト:カクヨム
ジャンル:SF(VRMMO)
内容:決して少なくない数の人間を殺害したことで死刑となった主人公が、死者であるにも関わらずVRMMORPG「ヴァーサスリアル」にログインして中学の時の同級生と再会し冒険に興じる、現実と電脳とを行き来する謎多い物語。

⇒頭文字取ると「VR」になるんすよ……気付いている人少ないかもしれないんですけど。カタカナでタイトルつけたくて、いろいろ伏線も張りつつこのタイトルになりました。好きよ。


6)ドドドド-Dope Draws Donee's Dawn-
サイト:カクヨム
ジャンル:SF
内容:薬品を投与することで一時的に魔術士となれる「受憎者(ドニィ)」である主人公が、記憶喪失の魔術士やヒトガタとともに、滅んだ世界に残された人たちを守るために奮闘するやや短編。SFじゃない方が良かったのかも。

⇒この勢いだけな感じがとても好きです。文字の配置とか頑張って、「ド」になるように調整しました。報われぬ努力。


総じて言えることは。
うん、わかりやすさなど皆無だった。ですが四苦八苦した甲斐あって、どれもとても私の好みのタイトルになっています。
センスは人それぞれなので、合う人、合わない人、あるとは思いますが、
一番最初に上げたタイトルに比べれば私はこれらの六つの物語のタイトルがとても好きです。

七つ目なぁ……本当にどうしよう。

異世界ファンタジーなんですよ。ディテールはまだ決めかねているんですが、
古代機械文明なんてのがあるか、もしくは機械文明から侵略を受けた経緯があるか、で、その世界の人々はほとんど使いこなせていない機械がちらほら。
んでその世界の人はどんな文明かって言ったら魔法が主体。
今回は異世界転生もの、の要素が強いです。
前世で舞台演劇にのめり込んでいた主人公?が、舞台演劇に魔法で装飾したら最強じゃね?って思い付いてそれを成すために四苦八苦しながら仲間を集めたり関係性を築いたりして、最強の舞台を作り上げる、というイメージ。

今回のタイトルとしては、上記のイメージをタイトルですでに出しておきたい、というのを考えています。
内容としても、描写よりもテンポに重きを置いて、端折るところを端折って、スムーズかつリズミカルに物語を展開していけたらいいな、と。
(エスカレーター上るだけで二千字とか消費しないようにしたい)

迷宮劇場、を英字にした「Labyrintheatre」という造語は好みなんです。
が、この辺の所謂「手癖」も排して作品に挑みたい、臨みたい、という私の中での趣旨があります。

決まったら、公開に向けて情報を展開していく所存です。
もしヒントを差し伸べていただける方がいれば幸いです。
コメント、残していただけると。

それでは、まだ前途多難ですが、宜候。(*'ω'*)

2件のコメント

  • Labyrintheatre……

    何とも素敵な言葉ですね! 出られなくなるほど魅力的な劇場なのか、中にとんでもないものが潜む劇場なのかと妄想も膨らみます!

    新作、楽しみにしています! 勿論、ノヱシロとヴァスリも!
  • ロビンさん!近況コメントにもありがとうございます!

    劇場というよりは舞台演劇、芝居の話を想定しているのでテーマが逸れている気もするのでやっぱりなんか、なんかなぁ、って気持ちが渦巻いています。
    長文の説明口調でなろうっぽいタイトルを、と考えてみてはいるのですが、慣れないせいか上手くまとまらないですね。思い切りが必要なんだと思います。

    手癖に頼らず、新しい試みがしたいのです。

    引き続き、よろしくおねがいいたしまする。(*'ω'*)
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