僕の小説も50話を過ぎて、少しは続けられることがわかったので、近況ノートに挑戦します。 僕は夜中にふらっと起きて書き始めてしまう人間らしく、1日1話読んでもらえればいいかなと思っております。
何を書けばいいか分からないので、ここにはいつもの僕の周りで起こったことを書きたいと思います。
僕はある港町の山の上に住んでいます。子ども3人と妻で暮らしています。山の上なので、高校生の兄貴と姉ちゃんは朝、車で麓の間で送ります。末っ子の小学生の娘は学校が近くなので家から送り出します。
電車の時間の関係で一番上の兄貴を駅で降ろす(市内の学校に出る。)と、姉ちゃんを麓の学校近くに連れていきます。
そこまで数分、娘と二人になるのですが、二人の決まりの遊びがあります。僕には、通行人に勝手に人物設定や名前をつける失礼なクセがあるらしく、娘はそれに合わせてくれます。
一番よく会うのは「ヒライ ミカ」さん。娘が降りる交差点を決まった時刻に通る若い女性です。いつもヒラヒラの上品な服を着ておられるので命名されました。
娘はこの方の日傘の差し方と歩きかたがお気に入りらしく、すれ違えたら喜びます。
「今日もお気をつけて」と二人で言って、交差点を曲がる毎日です。