「雪女」の終章では、雪乃と一緒にあられの冥福を祈るつもりのシンでしたが、続編ではあられの能力に頼り切ってしまい、冥福を祈るどころではありません。
悪徳企業の悪巧みを自滅させた今、雪乃の身体を借りたあられと、シンの二人はあらためて浜辺でデートする恋人同士です……。
朝……雪乃は帰ってきた自分の身体を鏡で見て、あられが海で泳いだことを知ります。「泳いだら髪の手入れぐらいしといてよ」文句を言う雪乃。
『ごめーん』同じ声で謝るあられ。
ほかにもよくよくチェックをすると、身体の変化はそれだけではないようです。
「私が知らないのに私の身体だけが先に……」
雪乃は口惜しくて、シンを掴まえて宣告しました「今夜は私とデートしなくちゃ許さないから」
シンは嬉しくて心で歓声を上げます。
これはもはや幸せというレベルを遙かに超えている……。
でも……とシンは考えます。この先一体どうなるのだろう……。
追記
ところで、雪女の続編が完結したので、エッセイ書くことにしました。
そちらの方でもお会いできれば嬉しいです。
では。